事前情報からもvivoは3月30日に新製品発表会を開催して「vivo X300 Ultra」を正式発表する可能性が高いと言われています。またこのイベントにおいては「vivo X300s」や「vivo Pad 6 Pro」も合わせて正式発表される可能性があります。
何より個人的に注目しているのは「vivo X300 Ultra」で今年最強クラスのカメラスマホになる可能性があるからです。また第2四半期はグローバル展開される可能性があることからも、例年以上に注目を集めている印象を受けます。
「音」への拘り。

vivoが歴代Ultraモデルで「超広角」+「手ぶれ補正」を強化する理由の一つして動画性能を底上げする上で欠かせないからとしています。少なくともXiaomiやOppoのUltraモデルと比較しても動画性能の強化は積極的な印象を受けます。
もちろん動画をどれだけ撮れるかも重要ですが、今回vivoの幹部によると動画に欠かせない要素の一つである「音」もより強化していることを明らかにしました。
以前触れましたが、X300 Ultraは4マイクアレイを搭載しています。さらに動画撮影UIには、新しい録音シーンプリセットが追加されています。
アンビエンスモード:現場の臨場感をそのまま再現
ボーカルモード:歌手の声に正確にフォーカスし、ボーカルをよりクリアに収録
またプロユーザー向けに、録音のカスタム調整も開放しています。クリエイティブなコントロールを本当にユーザー自身に委ねる設計です。
中国で開催される一部ライブでは専用機の持ち込みが禁止されており、さらに先日にはパリにあるディズニーランドにおいてもプロ仕様のカメラの持ち込みが禁止となったことで話題になりました。
何が原因でこんな事態になっているのか不明ですが、今後カメラスマホの機材化はより強化される可能性があるのかなと思います。
スピーカーの強化。

また今回の情報によると「マイク」の許可に合わせて本体のスピーカーの強化にも注力したとしています。一方で今までスピーカーを強化する上でネックになっていたのは内部スペースで、特にUltraモデルは本体上部のほとんどカメラで占有してしまうため、どうしてもスピーカーの強化が難しい状況にあったとしています。
私たちは新しい1697型の上部スピーカーを設計しました。
形状を細長く設計
カメラモジュールのスペースを妨げない
内部スペースを最大限活用
さらに新しい密閉構造も採用しています。以前、私が公開した写真に対して「上部スピーカーに音響チャンバーのカバーが見えない」と指摘する人がいました。実は…カバーをブラケット側に設置しているんです(笑)。スマートフォン右上部の外側全体が音響チャンバーのカバーになっています
実際にマイク性能含めてどの程度改善するのかはしっかり試す必要がありますが、vivo X300 Ultraは動画を支える存在の一つとして「音」をかなり積極的に強化したと判断することが出来ます。
スマホとしての底上げを。

今までのUltraモデルは「カメラ特化型」だから、スマホとしてのバランスの悪さはある程度妥協する必要があると思っていました。ただ事前情報通りであればOppo Find X9 Ultraでは7000mAhのバッテリーの搭載などカメラ以外の部分もしっかりコストをかけて進化させている印象を受けます。
一方でvivo X300 Ultraではどうなるか不明ですが、歴代Ultraを見るとスピーカーの音質の悪さと電池持ちの悪さがネックになっていた印象を受けます。これがvivo X300 Ultraである程度改善されてくるのであれば印象が変わると思います。
またグローバル版が出るのであれば、今まで使えなかったスマートウォッチやQuick Shareなども使えるようになるので汎用性はかなり高くなるのかなと思います。
Ultraモデルの今後。

何より中華系のUltraとSamsungのUltraでは大きくターゲット層が異なると言われており、あくまでもSamsungのUltraは一般層向けのUltraモデルで中華系のUltraはオタク向けのUltraです。
そのためニーズの規模が全く違うと言われており、中華系のUltraモデルの売り上げを足してもSamsungのUltraには遠く及ばないと言われています。その中でvivoにしろOppoにしろUltraモデルをグローバル展開するのはリスクがあると思います。
だからこそファンのユーザーはしっかりと買い支えてあげる必要があるのかなと思います。価格でみるとvivoの方が厳しくなりそうですが、グローバル展開する際の価格がどの程度になるのか今後が非常に気になるところです。