事前情報からもAppleは今年の後半に同社初の折畳式機種である「iPhone Fold」を正式発表する可能性があると予測されています。
一方でその特徴として折目がないディスプレイですが、先日発表されたHONOR Magic V6ではかなり改善されており、さらにまもなく正式発表されるOppo Find N6でも折り目が目立ちにくくなっていることをアピールしており、iPhone Foldがそこまで特別な存在に見えない可能性もあります。
またもう一つの特徴として横長の形状を採用していることですが、Samsungや一部中華メーカーも同様のデザインを採用した機種を今後発表すると予測されており、iPhone Foldは少なくとも当初予測されていたほど差別化出来ない可能性があります。
何より一番不安な部分としては発売が延期されないことだと思っており、Appleの場合やりかねないです。ただ今回Phone Arenaによると9月の正式発表に向けて最終段階に入っている可能性があると指摘しています。
ディスプレイの生産を前倒し。

今回中国からの情報として、Samsung DisplayはiPhone Fold向けディスプレイの生産を前倒しする可能性があるとしています。ちなみに当初の予定では7月に生産開始だったのが、今回の情報によると5月になるとしています。
またAppleは品質を優先させるためなのか、iPhone Fold用ディスプレイの生産は「Samsung」のみに発注していると言われています。通常のバータイプのiPhoneのようにBOEやLGには発注していないとされています。
何よりディスプレイの製造が5月に開始するのであれば、9月の正式発表はほぼ間違ないのかなと思います。
Samsungの狙い。

一方で今回の情報では、Samsung Display側からディスプレイの製造時期の変更を依頼したのか、それともApple側から依頼したのか不明です。ただ同サイトによるとSamsungの狙いとしては自社製品向けの製造と被らないように変更した可能性があると指摘しています。
Samsungが折りたたみiPhone用ディスプレイの量産を前倒しした理由としては、自社の折りたたみスマートフォンの生産と重ならないようにするためという可能性もある。また今年のSamsungの折りたたみフラッグシップでは、折り目(クリーズ)がほとんど見えない新型ディスプレイが採用される可能性も指摘されている。もしそうなら、自社パネルの量産に入る前に、Apple向けの供給をある程度終わらせておく必要があると考えられる。
Galaxy S26シリーズの正式発表が例年と比較して約1ヶ月遅れたことを考えると、Galaxy Zシリーズが例年通り7月に正式発表されるのか現時点で不明です。少なくともSamsungとしてはGalaxy S26シリーズの売上を最大化したいと思うので、可能な限り影響が出ないように配慮する可能性もあります。
節目になる可能性。

また同サイトによると、iPhone Foldは折畳式機種市場において大きな節目になる可能性があると指摘しており、これはXR業界においてVision Proが象徴的な存在になったの似た位置付けとしています。
ただし、この折りたたみiPhoneがVision Proのように期待外れに終わるのか、それともGalaxy Z Foldシリーズのように成功するのかはまだ分からない。Appleがこれまで折りたたみiPhoneの投入を遅らせてきた判断自体は正しかったとも言われている。あとは、その長い準備期間が実際の製品で報われるかどうかが注目されている。
実際に成功するかは不明ですが、事前情報通りであれば出荷台数は700〜1000万台程度になると言われています。「iPhone」であることを考えると圧倒的に少ないですが、折畳式機種市場で1000万台も出荷すればAppleがシェア1位を獲得する可能性が高いのかなと思います。
何よりApple初の折畳式機種ということもあり注目度は高いと思います。また後出しが上手いAppleだからこそどのような見せ方をするのか非常に気になるところで、Androidメーカーの機種が抱えている問題をどのように改善してくれるのか非常に気になるところです。