Pixelの超便利機能。3月のアプデでかなり使いにくい状況に

Googleはバッテリーに対して他社と比較しても神経質な印象を受けます。その一つとしてGoogle Pixel 4aやGoogle Pixel 6aに配信された、所謂「死のアップデート」問題も影響しているのかもしれません。

廉価版となる「aシリーズ」を中心にコストが安いバッテリーを採用。その結果バッテリーの劣化がひどくユーザーを危険にさらす状態になっているからこそ、コストが安いバッテリーでも出来るだけ劣化を回避できる方法を模索しているのかもしれません。

賛否両論があると思いますが、一定の充電サイクルを超えると充電速度とバッテリー容量を制限する「バッテリーヘルスケア」は、まさにその極みみたいな機能で、最新世代でみればこの機能をオフにすることすら出来ないです。

充電制限の仕様を変更。

バッテリーへの負荷を避けるための方法として「過充電」を回避することが挙げられます。またユーザビリティを相反しているように感じますが、電池残量が100%の状態を長時間継続するのもあまり良くないとも言われています。

そして今や多くのメーカーは充電を「80%」に制限するオプションを提供していますが、今回Android Authorityによると「80%」充電のオプションの仕様が変更されたことが判明したとしています。

奇妙です。なぜ80%になる直前の最後の3%を極端に遅くすると、バッテリーの寿命に大きな影響があるのでしょうか?誰かがミスしたと思うし、まさにバグだね。充電に約47分かかり、77%から80%に低下しましたが、アップデート前はほとんど遅くなりませんでした(7.5WのAからCへの充電を使用し、充電が速いほど、より早く減速し始めます)。それほど大したことではなく、突然の行為であるため、実際にはすでに80%を使用している人には影響しないと思われますが、このようにいじるのはやはり奇妙です。

3月のアップデート以降、70%後半までは従来通り充電するとしていますが、電池残量が77%を超えたあたりから急激に充電速度が制限されるとしています。

  • あるユーザーによると77%から80%に充電するまでに1時間ちかくかかった
  • あるユーザーによると充電速度が1W程度まで制限された

ちなみに80%制限のオプションを使っていない場合は電池残量が77%から80%の間でも12W前後で充電できたとしているので、80%制限オプションの仕様が変更されたと判断することが出来ます。

Googleの解答。

ちなみにあるユーザーはバグだと思い、バグ報告などもしていますが、IssueTrackerにおいて、この件は「修正済み」となっています。またGoogleの担当者によるとバッテリー寿命を管理するために意図的に導入した挙動」であること明らかにしています。

つまり不具合やバグではなく、Googleが80%制限の仕様を変更したことになります。

あの裏技が実質無効化に。

Xperiaなど一部機種はバッテリへの負荷を避けつつ充電による発熱を回避するために「バイパス充電」を採用しています。こればバッテリーに充電しているのではなく、給電状態になるのでバッテリーへの負荷を最小限に留めることが出来ます。

一方でGoogle Pixelは「バイパス充電」には対応していません。ただ80%制限のオプションをオンにした状態で電池残量が80%になると、それ以降は給電状態になるので、実質バイパス給電に近い仕様になります。

特に多い不満が、バイパス充電(充電器からの電力で直接スマホを動かし、バッテリーはほとんど充電しない状態)に関するものです。80%付近で充電速度が極端に落ちるため、充電しながらスマホを使用していると、バッテリーが80%に到達しないままになる可能性があるからです。

ただ今回の仕様変更に伴い「バイパス充電」の環境を構築させにくくなったとの不満の声が増えているとの話です。ちなみに80%制限に関して、当たり前ですがソフトで制限しています。

一方で電源がきれた状態だとどうなるのか。他社であれば充電を開始すると電源が入るのでソフトで制御が出来ますが、Google Pixelは電源が入らないためソフトで制御ができず、結果100%まで充電されちゃいます。

今回の仕様変更の前に、もっと見直すべき部分があるのかなと思っちゃうところで、バイパス充電にも正規対応させた方がいいのかなと思います。