Galaxy S26 Ultraに厳し目の評価。5年間同じものを作り続けている

先日より国内でも発売されたGalaxy S26 Ultraですが、国内における反響はちょっと見えてこない印象です。少なくとも自分の限定されたXのタイムラインでみる限り、購入報告はインフルエンサーくらいで、多くのユーザーから値上げに対する批判的な声が多い印象を受けます。

少なくとも国内でみれば同時期に出たXiaomi 17 Ultraの方が注目度が高い印象を受けます。何よりGalaxyはそもそも完成度が高かったことの裏返しになるのか、ここ数年でみればデザインもスペックもほとんど変わっていないです。

成熟しつつあるデザイン。

今回9To5GoogleがGalaxy S26 Ultraのレビューを公開しており、まずその「デザイン」について言及しています。

ここ数年でSamsungはGalaxyのデザイン言語を確立しており、S26 Ultraはその完成形とも言えます。

  • 丸みのある角

  • フラットな金属フレーム

  • 背面の縦並びカメラ

  • 全体的に控えめな外観

まさに「Galaxyらしいデザイン」です。

サイドフレームはアルミに変更されたとはいえ、質感は落ちておらず、さらに持ちやすさも明らかに向上したと絶賛しています。

時代遅れの部分。

一方でデザインに直結する部分の一つとして、「Qi2」に正規対応していないことは「時代遅れ」と厳し目の評価をしています。

iPhone 12 でMagSafeが登場してからすでに6年。Qi2はオープン規格なのに、Samsungはまだ対応していません。これは正直、かなり時代遅れです。Qi2はこれからのワイヤレス充電の主流になる規格であり、Samsungもいずれ対応せざるを得ないでしょう。さらに現在の縦型カメラデザインは、磁気アクセサリーと相性が悪く、ウォレットやバッテリー装着の邪魔になっています。

少なくとも今後Qi2に対応する可能性があることからも、将来的にデザイン言語が変更される可能性が高いと指摘しています。Samsungによると多くのユーザーがケースを使うことからも本体にマグネットを内蔵させることはなかったと言われていますが、正直厳しい言い訳にしか聞こえないのかもしれません。

またQi2に対応するためにマグネットを内蔵した場合にS-Penに干渉する可能性があります。

同じスマホを作り続けている。

もちろん「プライバシーディスプレイ」の採用や、Galaxy AIの強化など分かりやすい進化部分もありますが、同サイトは以下のようにまとめています。

特にアメリカ以外の市場ではAndroidスマホはかなり進化しています。それでも認めざるを得ません。Galaxy S26 Ultraはとても良いスマートフォンです。ただ最高ではありません。

  • 最高のカメラではない

  • 最高のソフトでもない

  • 最高の電池でもない

  • 最高の充電でもない

それでも全体のバランスが絶妙です。

この「最高」ではないという部分をどう捉えるかはユーザー次第なのかなと思います。高いお金を出すのであれば安定かつバランスがいい機種が欲しいというニーズが多いのも事実です。

需要は変わりつつある。

そしてそのニーズに上手く応えているのがGalaxyやiPhoneなのかなと思います。一方でXiaomi 17 Ultraのようなカメラ特化型の機種の需要が高くなっていることに違いもないと思います。

例えば昨年多くの海外サイトが公開した「2025年最も良かった機種ランキング」において発売まもない上にアメリカで発売されていない「Oppo Find X9 Pro」が上位にランクインするなどGalaxyやiPhoneのカメラに物足りなさを感じているユーザーが増えているのかなと思います。

個人的にバランスの良さを求めるのであれば「ミドルレンジモデル」の方が相性が良いのかなと思います。ハイエンドに関しては本体価格が高いからこそ、何か際立った特徴がほしいところですが、最近のGalaxyにはあまり感じられないです。

ただGalaxy Sシリーズが同社にとって売れ筋で失敗が許されないからこそ、より保守的になっている可能性もあるのかもしれません。何よりGalaxy S27シリーズも開発費用がかなり削減されていると言われている中で、どのような進化になるのか非常に気になるところです。