先日にSamsungはGalaxy S26シリーズを正式発表しましたがグローバルでみればMWCと重なっていることもあり新製品ラッシュで今後4月にかけて魅力的な機種が出てくると思います。
今回はXiaomi 17 Ultraの国内イベントに参加してきたので実機レポを主観的にまとめたいと思います。
大陸版とグローバル版(国内版)の違い。

昨年の9月にXiaomiはSnapdragon 8 Elite Gen 5の発表に合わせてXiaomi 17シリーズを中国市場で発表しており歴代フラッグシップモデルの中でも売れ行きはかなり好調との話です。
一方でXiaomi 17シリーズの売れ行きを支えているのはXiaomi 17 Proシリーズとの話です。ただ残念なことに事前情報通りグローバル展開はなく国内ではXiaomi 17の扱いもないです。
実情は分からないですがXiaomi 15の売れ行きがかなり悪かったかAIによるストレージやRAMのコスト増加からもXiaomiらしい価格で提供出来ないと判断した可能性もあると思います。
こう考えるとOppo Find X9はお財布対応で15万円弱はかなり頑張ったようにも感じます。少なくともスマホでみればXiaomi 17 Ultraのみになってしまったのはちょっと寂しいです。
バッテリー容量の減少。

最初にXiaomi 17 Ultraの国内版はグローバル版と同じ仕様でローカライズはなしです。その上でまずざっくりとグローバル版と大陸版の違いを確認していきたいと思いますが一つ目はバッテリー容量で大陸版は6800mAhに対して国内版は6000mAhと10%近く減少しています。
バッテリー容量の減少は毎年のことですが輸送規制におけるコストがネックなのかなと思います。ちなみにざっくりとバッテリー容量が5400mAhを超えるとクラス9と輸送時の危険度が上がるのでそのための必要な申請やパッケージングなど必要コストが増加するとの話です。
詳細は把握していませんが6000mAhの時点でクラス9扱いになっている可能性があるのでコストが増加している可能性が高いと思うからこそ逆に中途半端な容量減少だと思っちゃいます。
カラバリに違い。

そして2つ目はカラバリで大陸版はパープル含めた4色展開ですが国内版は3色展開です。あと国内版含めたグローバル版はGMSを標準搭載しておりGoogle関連の機能が使えます。
そのため対応しているAIに関しても母艦が変わるので必然的に変わってくる感じになります。何より国内でみるとXiaomi 17 Ultraのみでカラバリは3色展開とだいぶ制限されています。
機種名すら違う。

そして大陸版でみるとXiaomi 17 Ultraには通常版とBy Leicaの2種類が用意されています。一方でグローバル版でみるとBy LeicaはLeitzphone Powered by Xiaomiと機種名が変更されておりカラバリに関しても市場関係なくブラックの一色展開と別機種扱いです。
ちなみにBy Leicaと基本は一緒ですが背面がツートンではなく一色のガラスに変更されています。まさか機種名やカラバリを変更してくると思っていなかったので個人的にはちょっとびっくりです。
通常版と限定版の違い。

次にXiaomi 17 UltraとLeitzphone Powered by Xiaomiの違いを確認したいと思います。まずデザインにおいて縦横は一緒で本体の厚みに違いがあるとはいえ正直誤差レベルだと思います。
そして注意点としてXiaomi 17 Ultraはカラバリによって重さが違うのでわかりにくいです。一方でLeitzphone Powered by XiaomiはXiaomi 17 Ultraと比較すれば僅かに重いです。

そしてサイドフレームに関してアルミは共通ですがXiaomi 17 Ultraは従来通りフラット形状でマット仕上げを採用していますがLeitzphone Powered by Xiaomiはグリップ力を改善するためローレット加工を採用した上でLEICAのロゴを入れるなど拘りを強く感じることが出来ます。

ちなみにBy LeicaとLeitzphone Powered by Xiaomiはサイドフレームのデザインは一緒です。そしてディスプレイサイズなど基礎スペックのほとんどは一緒ですがXiaomi 17 Ultraの国内版は512GB/1TBの2択に対してLeitzphone Powered by Xiaomiは1TBの一択になります。
ちなみにLeitzphone Powered by Xiaomiは市場によっては512GBの取り扱いもあります。
マスターズリングの搭載。

次に分かりやすい違いとしてLeitzphone Powered by Xiaomiは回転式を採用したマスターズリングを採用しており撮影時にズーム倍率はもちろんEVなどの調節も可能です。
従来であればカメラキットを使うことで調整していたことを本体のみで可能になった感じです。またLEICA UXを採用いているためアイコンやレイアウトなどよりプレミアム感があります。
さらにLEICA EssentialモードによりM9にM3とよりLeicaっぽい撮影が可能になります。

ざっくりとデザイン/ストレージオプション/マスターズリング/UIに違いがあり最後に5つ目は付属品に違いがありLeitzphone Powered by Xiaomiはマグネット内蔵の専用ケースやレンズクリーニングクロスにハンドストラップにレンズキャップが用意されている感じです。
個人的にはマグネット内蔵の純正ケースが付属しているのはかなりデカいかなと思います。
本体価格や販路に違い。

一方でLeitzphone Powered by Xiaomiの方がより豪華である分本体価格も高いです。Xiaomi 17 Ultraは512GBが19万9800円で前モデル対比で約2万円の値上げとなっています。
| Xiaomi 17 Ultra | Leitzphone | |
| 512GB | 19万9800円 | – |
| 1TB | 21万9800円 | 24万9800円 |
一方でLeitzphone Powered by Xiaomiは24万9800円で同じく1TBモデル同士で比較すれば3万円の価格差がある感じでこれくらいの差ならLeitzphone Powered by Xiaomiが欲しいです。

また販路に違いがありLeitzphone Powered by Xiaomiはヨドバシやビックカメラの一部店舗及びライカオンラインストアと一部店舗にXiaomi公式ストアで販売される感じです。

ちなみに通常版でもLeitzphone Powered by Xiaomiでも購入特典としてカメラキットがもらえるようになっており購入特典を加味すれば実質2万円の値引きと前モデルと同じ流れです。
どっちを買うべきか。

Xiaomi 17 UltraとLeitzphone Powered by Xiaomiのどちらを買うか正直悩ましいです。とりあえずXiaomi 17 Ultra by Leicaを使ってきて感じたことと合わせて確認したいと思います。
まず一つ目としてLeicaを堪能したいとなった時にLeitzphone Powered by XiaomiのLeica Essentialモードくらいしか正直差がない思っておりUIはカメラにほぼ関係ないです。
なのでM3とM9に魅力を感じるかどうかで3万円の価格差に合理性を感じるかどうかになります。
マスターズリングに魅力を感じるか。

またマスターズリングに関して個人的には思っていたほど使いやすいと思わなかったです。ズーム倍率を一気に上げる時はリングじゃなくてディスプレイからコントロールした方が速いです。
またLeitzphone Powered by Xiaomi単体で使う場合は気にする必要はないと思いますが他社と比較する場合に例えば50倍とかキリがいい数字に設定したい場合マスターズリングだと50.4倍みたいな感じでできないので結局ディスプレイ側で調節することが多い印象を受けます。

また持ち方次第ですが自分はスマホで写真を撮影する際は本体を横持ちにすることがほとんどでシャッターボタンは右側にすることがほとんどでマスターズリングは左手で調節する流れです。
上手く伝わるか分からないですが左手は本体背面側で操作するのにシャッターボタンは本体内側で押すと正直持ち方がバラバラになってしまうのがちょっと個人的には操作しにくいと思います。
Leitzphone Powered by Xiaomiこそサイドフレームにカメラボタンを搭載するべきだったと思います。

一方で購入特典でカメラキットが貰えるからカメラキットでカバーすればいいという話になってくると思いますがそうなるとマスターズリング自体を使わなくなる可能性があります。
あるとかなり便利に見える一方でカメラキットやXperiaに慣れている人ほど使いにくいかもです。こうなってくるとXiaomi 17 Ultraを買った方が個人的には幸せに感じるのかなと思います。

ちなみに設定から変更が可能ですがマスターズリングを半回転させることでカメラを起動したり便利な側面もありますがポケットから出す時にマスターズリングに触れてしまった結果ズーム倍率が1倍ではなく1.1倍みたいに僅かにずれている時があるのも個人的には微妙です。
ただ自分がこのように感じるのは比較レビューのために複数台のスマホで撮影している時でLeitzphone Powered by Xiaomi一台でじっくり撮影するのであれば話は変わると思います。
Xiaomi 17 Ultraの魅力。

あくまでも自分が試したのは大陸版なのでグローバル版ではちょっと変わってくると思います。そして個人的にXiaomi 17 Ultra by Leicaを使って特に良かったと思うのは動画撮影です。
LOFICに対応したことで低照度の撮影がプレビュー画面含めてめちゃくちゃ良くなっています。初めて試した時に思わず外で声が出てしまったくらいなので夜に使う機会が多い人ほどいいです。
また前モデルとの違いですがざっくりと望遠の使い方で評価が変わってくるかなと思います。

少なくとも中距離のポートレートや風景撮影に使いたい人はXiaomi 17 Ultraがいいと思います。その理由として前モデルの中距離撮影はIMX858とセンサーサイズでみればそこまで大きくないです。
一方で植物などしっかり寄って撮影したい人にとっては前モデルの方がテレマクロが使いやすいです。もちろん拘る人にとっては違うのかなと思いますが3.2倍から4.3倍の光学シームレスズームは正直一歩動けばカバーできる距離感なので自分のような素人からすればメリットに感じないです。
それ以上にXiaomi 17 Ultraは超大型望遠が一つになったので接写は得意ではないですが中距離から長距離までと大型望遠が活躍してくれるシーンが増えたのが最大のメリットに感じます。
電池持ちは優秀。

あとは海外サイトのテストを結果を参考にすると19時間9分と電池持ちはかなり優秀だと思います。ちなみに大陸版が21時間だったことを考えると大幅に悪化してしまったのは残念かなと思います。
少なくとも大陸版を使ってきた感じだと電池持ちは地味に安定していたので国内版も期待です。ただスコアほどXiaomiの機種は実使用において優秀ではないことが多いので確認が必要なのかなと思います。
まとめ。

今回はXiaomi 17 Ultraの国内イベントに参加してきたので気になる部分をまとめてみました。すでに予約開始を開始しており3月5日発売とグローバル発表からほぼタイムラグなしなのが魅力です。
とりあえずLeitzphone Powered by Xiaomiを買うかどうかギリギリまで迷いたいと思います。正直自分はXiaomi 17 Ultraのグリーンかホワイトを買った方が幸せに感じるのかもです。
取材協力: Samsung Japan