今年はAIによるとストレージやRAMのコスト増加に伴いスマホ市場全体で平均販売価格が高くなる可能性があると予測されています。つまり多くの機種が値上げされる可能性があり、さらに出荷台数もある統計によれば前年対比で13%近くの減少と過去10年で最低クラスになる可能性があります。
一方でユーザーのニーズとしては、より良いものをより長く使う傾向が強くなるのか、プレミアムモデルのシェアが大幅に上がるとも言われています。ただ注意点として値上げ回避が難しく売れ筋のエントリーモデルのラインナップが削減される影響もあると思います。
ゲームのために最新機種は不要。

例えば直近の情報をみると、Galaxy S26 UltraとGalaxy S25 Ultraのどちらかがおすすめかとの声。国内で見ても前モデル対比で2万円近く値上げされたこともあり、余計にGalaxy S25 Ultraの方が魅力的に見えているユーザーが多い印象を受けます。
一方でフラッグシップモデルを購入するユーザーの多くが求めることとしては、「ゲームパフォーマンス」か「カメラパフォーマンス」でここはユーザーによって大きく分かれるところです。
そして今回Android Authorityによるとゲームパフォーマンスを求めてわざわざ最新機種を購入する必要はないと指摘しています。
| 機種 | ゲーム | 平均FPS | 5パーセンタイルFPS |
|---|---|---|---|
| Xiaomi 17 Ultra | COD: Mobile BR | 119.4 | 118.5 |
| Xiaomi 15 Ultra | COD: Mobile BR | 118.1 | 116.1 |
| Xiaomi 17 Ultra | 原神 (Genshin Impact) | 59.8 | 59.0 |
| Xiaomi 15 Ultra | 原神 (Genshin Impact) | 59.8 | 59.0 |
| Xiaomi 17 Ultra | Asphalt Legends | 116.7 | 106.7 |
| Xiaomi 15 Ultra | Asphalt Legends | 57.8 | 48.2 |
あくまでも「Xiaomi 17 Ultra」と「Xiaomi 15 Ultra」で計測した結果になりますが、ゲームパフォーマンスで見ればほとんど変わらないことを確認することが出来ます。
エミュレーションテストの結果。

次に同サイトはエミュレーションテストの結果について言及しています。
| 機種 | テスト内容 | 平均FPS | 5パーセンタイルFPS |
|---|---|---|---|
| Xiaomi 17 Ultra | NFS:MW(NetherSX) | 59.1 | 56.2 |
| Xiaomi 15 Ultra | NFS:MW(NetherSX) | 59.9 | 56.6 |
| Xiaomi 17 Ultra | Mario Kart Wii(Dolphin) | 59.6 | 59.5 |
| Xiaomi 15 Ultra | Mario Kart Wii(Dolphin) | 59.4 | 56.7 |
少なくともパフォーマンスとしてみるとほとんど違いがないように見えます。一方で同サイトによるとSnapdragon 8 Elite Gen 5に強みがあるとすれば「電力効率」が優れていることだとしており、消費電力が少なければ発熱が抑制され、電池持ちの改善にも貢献する可能性があります。
仮に「Xiaomi 15 Ultra」が深刻な発熱問題を抱えているならまだしも、そうではないことを考えると最新機種との価格差にゲームパフォーマンスだけで価格の合理性を求めるのは難しいように感じます。
差別化が必要。

あくまでも今回のテスト結果をみる限りだと、「ゲームパフォーマンス」を求めるのであれば最新世代を購入する必要はないことになります。ちなみに注意点としてはあくまでも今回のテストは「Xiaomi」の機種で行われていることです。
少なくともベンチマークでみれば毎年改善していますが、ゲームパフォーマンス(実使用)という部分では、ほとんど進化していないことになります。つまりすでにゲームパフォーマンスはある程度限界に到達していることになります。

一方でこうなってくると、今後やはり重要になるのは「AI」で、Pixelはベンチマークの低さからも叩かれやすいですが、ある意味今回のテスト結果はベンチマークスコアが実使用において意味がないことを証明したことになります。
何よりAIをどれだけ最適化させることができるのか。またフラッグシップモデルはカメラも求められるためISPの強化と、Googleが目指している方向性は結果的に最新機種への買い替え促進に繋がっているように見えます。
スマホに何を求めるのかはユーザー次第ですが、フラッグシップモデルを狙っているのであれば、パフォーマンス以外の部分を重視した方が合理的なのかもしれません。