「体験」重視。Pixel 10aの絶対見逃せない「進化」ポイント

国内のGoogle Storeにおいても「Google Pixel 10a」を今後正式発表することを明らかにしており、現時点ではGoogle Storeにおけるメーリスに登録することで限定クーポンを貰うことが可能です。

ちなみにアメリカでも同様の施策が行われており、$50~$150のクーポンが配布されたことが判明しています。少なくとも「一律」ではなくユーザーによって金額が違うことが判明していますが、ユーザーごとの金額がどのような基準で選ばれたのかは分かっていません。

ただ$150のクーポンを手にれたと人はそれだけで$349になるのでめっちゃお得だと思います。一方でぶっちゃけGoogle Pixel 10aは前モデルと比較して何が変わったのか、今回Android Authorityが改めて進化ポイントに言及しています。

第一印象は厳し目。

まず同サイトは読者向けに「Google Pixel 10aはありか?」という内容でアンケート調査を行なっています。

回答
あり 36%
なし 64%

Googleにとって「a」シリーズは売れ筋であることに違いはないからこそ厳し目の評価なのかなと思います。一方で自分もそうですがこの手のアンケート調査に回答しているユーザーとGoogle Pixel 10aのターゲット層がほぼ一致していないのも原因なのかなと思います。

何よりアメリカでは最初からぶっ飛ばしている印象なので、安く買えるなら全然ありな機種だと思います。否定的に捉えた人は「安い」ことが前提で、どの部分に不満を持ったのか気になるところです。

Pixel 10aの注目すべきポイント。

少なくとも現時点で国内での価格が不明のためなんともでハードの進化が乏しく値上げされれば否定的に捉える人が増えることに違いはないと思います。またオタクならまだしも、多くのユーザーは「分かりやすい」進化を求めているので、Googleのマーケティングがよほど優れていない限りはその良さが伝わりにくいかもです。

とはいえ細部でみれば進化していることに違いはなく一つ目としてディスプレイ周りです。

6.3インチのActua pOLED(60~120Hz可変リフレッシュレート)は継続採用ですが、最大ピーク輝度が3,000ニトに向上し、Pixel 9aより最大11%明るくなりました。IP68の防水防塵はそのままに、前面ガラスはGorilla Glass 3からGorilla Glass 7iへアップグレード。これにより、最大1mの落下(アスファルトなどの粗い面)に耐えられる設計になっています。

海外サイトのテスト結果を待つ必要がありますが、ディスプレイ輝度は自動調節でみれば同価格帯の機種でトップになる可能性があり、Galaxy S25シリーズなど一部フラッグシップより優れている可能性があります。

また歴代aシリーズで散々言われたことですが、ようやくディスプレイの耐久性が強化されました。フラッグシップでみればGorilla Glass Victusと同程度と言われており、完全に安心できるわけではありませんが大きな一歩になったと思います。

ソフト面の強化。

少なくともスペックでみれば残念ですが、Google Pixel 10aは前モデルと同様にGoogle Tensor G4を採用しています。ただ型落ちになってしまったとはいえPixel 9シリーズと同程度のパフォーマンスを実現している可能性が高く、日常使いでそこまで困ることはないのかなと思います。

一方でGoogle Tensor G4のままだからこそ期待出来ませんでしたが「Google AI」もしっかり進化しています。

興味深いのは、旧世代チップながらPixel 10シリーズのAI機能が一部搭載されている点です。

  • Camera Coach(Geminiモデル活用、構図アドバイス)

  • Auto Best Take(グループ写真を合成しベスト表情を自動選択)

これらは以前Tensor G5向けとされていた機能です。つまり、ハードウェア的制限よりも戦略的差別化の側面が強い可能性があります。

そしてもう一つ興味深い部分としてはAirDropとの互換性に対応していることで、標準搭載して発売された初の機種になります。正直AirDropと互換性があるかないかでも、Pixel 9aを選ばないと考える人が出てくるのかもしれません。

その他5Gモデムの刷新などスペックでは分かりにくいところが進化しており、この分かりにくさが批判に繋がっているのかもしれません。一方でPixel自体が「体験」を重視した機種であり、体験をスペックで表現することが出来ないことからも「分かりにくい」のは仕方ないのかもしれません。