先日アメリカなど一部市場で正式発表された「Google Pixel 10a」ですが、自分のようなオタクからしてもハードの進化は最低限に留まっている印象を受けます。もちろんミドルレンジモデルなのでハードの進化が乏しいのは仕方ないと思いますが、それでもほとんど変わらないように見えてしまうかもしれません。
一方で安くなっているGoogle Pixel 9aを買うべきなのか、それともGoogle Pixel 10aを待つべきなのか。何より国内でGoogle Pixel 10aが正式発表されていないからこそ判断が難しいところでもありますが、待つ価値はあるのかなと思います。
Pixel 10aを待つべき理由。

まず一つ目としてAndroid AuthorityによるとGoogle Pixel 10aでは5Gモデムが刷新されていることが判明しました。Google Tensorに移行してから、Googleは独自5Gモデムの開発には手が回らなかったことも影響しているのか、Samsung製5Gモデムを採用してから地獄の始まりだったと思います。
もちろん世代を重ねるごとに5Gモデムの品質は改善していますが、Qualcommと比較すると安い以外のメリットはないと言われているくらいです。一方でGoogle Tensor G4を搭載したGoogle Pixel 9シリーズは「Exynos5400」を搭載しましたが、コストカットのためかGoogle Pixel 9aはPixel 8aと同じく「Exynos5300」を継続採用していました。

ただ今回の情報によると「Exynos5400」を搭載しており、そのお陰で衛生通信にも対応できたのかなと思います。5Gモデムのことをライトユーザーが気にすることはないと思いますが、5Gモデムの品質が低くければ消費電力が増えるため発熱しやすく電池持ちにも悪影響が出ます。
また通信自体も不安定になる可能性があります。つまりPixel 10aは5Gモデムが刷新されたことで電池持ちが改善している可能性があります。特にモバイルデータ接続を使う頻度が高いユーザーほど違いを実感しやすいかもしれません。
既存機種との差別化。

そして2つ目として「ソフト」の話になりますが、基本Googleは最新のGoogle AIを既存機種に遡及する可能性は低いです。つまりGoogle Pixel 10aで対応した「カメラコーチ」などにGoogle Pixel 9aが対応する可能性は低いのかなと思います。
一方で「AIなんて使わないから関係ない」と考える人もいると思いますが、AI以外でみると一番の差になりそうなのがAirDropとの互換性です。昨年にGoogle Pixel 10シリーズに対してQuich Shareの拡張アップデートでAirDropとの互換性を実装しました。
そしてPixel 10aに関してはこの互換性を初めて標準実装した機種となっています。ちなみに先日にはGoogle Pixel 9シリーズにも拡張アップデートの配信が開始していますが、「Google Pixel 9a」は非対応となっています。

もちろん今後どうなるのか不明ですが、Google Pixel 9aは今後アップデートで対応しない可能性もあります。なのでApple製品も使っている人からすればPixel 10aを選んでおいた方がユーザビリティは改善するのかなと思います。
もちろん学生でも学校でiPhoneユーザーとデータ共有が簡単に出来るのはポイントなのかなと思います。
あとは実質価格次第。

現時点で国内価格は不明ですが、他社の流れをみると値上げされてもおかしくないと思います。ただGoogle Pixelの場合は「定価」よりも「実質価格」の方がかなり重要だと思います。
もちろん「定価」も重要だと思いますが、何の割引もない「定価」で買っている人は少ないのかなと思います。少なくともアメリカでみると最初からぶっ飛ばしている実質価格になっているので国内でもある程度期待できるのかなと思います。
またPixel 9aユーザーも下取り込みで実質価格がほぼ0円近くになることがあるのであれば買い替えるのはありかもしれません。「下取り」を効率的に利用した人にとって、手持ちの端末のホールド期間が長くなれば市場価値が落ちるだけです。
何よりGoogle Pixel 10aの国内価格がいくらになるのか非常に気になるところです。ただ「待つ」のはありなのかなと思います。