優柔不断。Galaxy S26シリーズの「値上げ」することよりも深刻な問題

国内の公式サイトにおいても日本時間の2月26日午前3時より新製品発表会を開催することを告知しています。さらに公式サイトで一部個人情報とアンケートを入力することで、新製品購入時に使える「限定クーポン」が貰えることも確認することが出来ます。

一方で他の市場では「限定クーポン」に加え、一部予約/購入特典も確認することが可能となっており、コスト上昇の影響から従来のように一律の特典内容ではないように見えます。

少なくともSamsungはCES2026のタイミングで、Galaxy S26シリーズの価格設定は非常に難しい局面にあることを明らかにしていますが、今回Phone ArenaによるとSamsungはまだ価格を最終決定出来ていない可能性があると指摘しています。

値上げは仕方ない。

すでにリーカーによってヨーロッパにおけるGalaxy S26シリーズの価格やストレージオプションがリークしていますが、今回の情報によるとどうやらSamsungはまだ価格を最終決定出来ていない可能性があるとしています。

メモリーチップの価格が2月25日までに突然下がるわけではありません。では一体、何をためらっているのでしょうか。もちろん、この価格報道が正確かどうかは断言できませんし、共同CEOが本当に価格について「頭を抱えている」かどうかも分かりません。ただ、それを裏付けるような状況証拠はあります。ここ数年、Samsungは新しいGalaxy SやGalaxy Zシリーズを出すたびに、無料のストレージアップグレードキャンペーンを行ってきました。今回も欧州ではS26シリーズの予約開始と同時に同様の特典が発表されましたが、インドでは発表までに時間がかかりました。

もちろん市場によっては決定している場合があるのかもしれません。おそらくSamsungは「定価」と「予約購入特典」のバランスに悩んでいるのかもしれません。あくまでもリーク通りであればヨーロッパは値上げする代わり予約特典は充実している印象です。

一方でアメリカでみると価格は据え置きだけど、予約特典はしょぼくなっていると言われています。

革新の不足が問題。

少なくとも今年はストレージやRAMのコスト増加に伴い値上げ傾向が強いと言われています。さらにSoCも世代を重ねるごとにコストが増加していることを考えると、最新世代を出すだけでも「値上げ」になってしまうのは仕方ないのかもしれません。

ただこれはユーザーからみれば消極的な理由による値上げに見えてしまいます。

もし明確な革新があれば、Samsungはすでに公式声明を出し、メモリ価格の高騰という業界全体の課題を説明しつつ、S26シリーズがもたらす素晴らしい新機能をアピールしていたはずです。リークされたS26の画像を見る限り、前モデルとほとんど変わらない外観です。これでは値上げを受け入れてもらうのは難しいでしょう。

もちろんユーザーとしては「価格」もかなり重要です。予算オーバーとなればそもそも買ってもらえない可能性があります。ただGalaxy S26シリーズのリーク情報をみる限りは、予算オーバーになっても、無理してでも欲しいと思わせる「魅力」に欠けていることに違いはないのかなと思います。

積極的な値上げも重要。

繰り返しになりますが、ユーザーにとって「価格」は重要だと思います。ただもっと細かく見れば「価格」というよりも「価格の合理性」が重要なのかなと思います。あくまでも国内でみればGalaxy S25 Ultraに20万円を出す価値があるのかどうか。

そしてGalaxy S26 Ultraが仮に25万円になったとしても価格の合理性を感じるユーザーは喜んで購入すると思います。そう考えるとNothingのようにスペックやデザインの刷新を前提にして攻めの値上げは今後重要になってくるのかなと思います。

SamsungにとってAppleの価格動向を無視した戦略は厳しいのかもしれませんが、いつまでも価格優先の製品設計をしていると、フラッグシップモデルのはずなのに、気がついたらミドルレンジモデルのような進化の繰り返しということになりかねないです。

Galaxy S27シリーズでどうするのか不明ですがSamsungには値上げをしてでも積極的に攻めてほしいところで、逆にGalaxy S26シリーズのハードで値上げとなった場合は厳しい評価になってしまうのかもしれません。