今年の後半に正式発表が予測されているiPhone FoldはAndroidメーカーが出している折畳式機種と異なり「横長」の形状を採用している可能性が高いと予測されています。
一方でSamsungを始めとした一部Androidメーカーは今後横長形状を採用した折畳式機種を発表すると言われており、先陣をきると言われているのはSamsungとも言われています。
結局タイミングを考えるとAppleのパクリとも言われても仕方ないのかなと思います。ただAppleが横長形状の折畳式機種を出すことで今後追従するAndroidメーカーが増えることに違いはないと思います。
Galaxy Z WideFoldの存在。

折畳式機種市場を牽引してきたのはSamsungであることに違いはないと思います。一方でここ数年は保守的な進化で中華メーカーの機種と比較するとデザインもスペックも大きく見劣りする感じになり、一時期Galaxy Zシリーズの出荷目標台数は2000万台とも言われていましたが、今や1000万台もいかない感じです。
一方でこの流れを大きく変えたのが昨年発売された「Galaxy Z Fold7」でAndroid Authorityは以下のようにコメントしています。
Samsungはついに、標準的なGalaxy S25と同じくらい薄いボディを実現しつつ、優秀なカメラと安定した性能を維持することに成功しました。突然、私の不満は「ほぼ正方形の内側アスペクト比が好きになれない」という一点だけになったのです。
そして同サイトが指摘している不満点が開発中と言われているGalaxy Z WideFoldで改善する可能性があります。少なくともアプリの最適化という部分では横長形状の方が相性がいいのかなと思います。
横長の方がいいのか?

そして同サイトは「横長形状の折畳式機種を購入しますか?」という内容でアンケート調査を行なっています。
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| はい。メーカーにとって必要な方向性だ | 89% |
| いいえ。今のデザインの方がいい | 11% |
あくまでも今回の調査結果をみる限り、圧倒的に横長形状を採用しているユーザーが多いことになります。この結果だけを見ればAppleがiPhone Foldで採用したデザインはあたりだったのかもしれません。
横長形状は理にかなっている?

もちろん内部デザインとのバランスもあると思いますが、多くの中華メーカーやSamsungが採用している「正方形」に近いデザインか、iPhone Foldの横長の形状からは、「アプリ」の最適化をどれだけ優先しているか次第なのかなと思います。
Samsungは内部ディスプレイを「1枚の画面の2つの半分」として扱う設計を続けてきましたが、それは私の好みではありません。Googleのように、アプリやウィジェットが自然に広がり、タブレットのようなUIになる方が好きです。
Kindleアプリで読書するときも、Google方式なら折り目で2ページに分かれ、本物の本のように感じられます。今のSamsungのような横に広すぎる1ページ表示とは違います。
少なくともタブレット用のUIで表示するにはメインディスプレイが横長になっていた方がいいです。ただタブレットに最適化されたアプリはスマホ用としてはかなり限定的で、何よりスマホ用のアプリを表示した場合に、メインディスプレイの大きさが逆にデメリットになります。
Googleは失敗だったのか?

GoogleがPixel 9 Pro Foldで横長形状をやめた理由としては、Pixel Foldユーザーから「もっとスマホらしく使えるように」とのフィードバックをもとに変更したことを明らかにしています。
つまりスマホらしく使えることを望んだユーザーが多く、アプリの最適化という合理性よりもスマホ用アプリを大きく表示できる方がニーズが高かったのかなと思います。
一方でPixel Foldはベゼルが太いとかスマホ用アプリを表示するとアプリが小さく表示されて見にくいとか散々批判されていました。特にアプリの表示は最適化が進んでいない限りAppleやSamsungも同様の悩みを抱える可能性があります。

ただAndroid17において「Android17対象のアプリ」になるには折畳式機種やタブレットへの最適化が必須になっています。このことを考えると今後流れが変わるのかもしれません。
何よりアプリの最適化が進むのであれば横長形状の方が合理的です。そしてGoogleがGoogle Pixel 11 Pro Foldでどのようなデザインを採用してくるのか非常に気になるところです。
今のGoogleの技術で初代Pixel Foldに近いデザインを採用したら、また印象が変わるのかもしれません。