GoogleはよりAndroidのエコシステムを強化するためと、2024年からAndroidの最新バージョンの公開時期を第3四半期から第2四半期に変更しました。この影響もありGoogle Pixel 9シリーズはPixel史上初めて最新バージョンを標準搭載していない世代となりました。
一方でGoogle Pixel 10シリーズに関してはAndroid16を標準搭載していたのは想定内でしたが、Android16 QPR1を標準搭載していたのは想定外という感じでした。
Android17のスケジュール。

当初の予定ではAndroid 17 Beta 1の配信を開始していたはずですが、何かトラブルがあったのかGoogleは直前になって公開を延期したことが判明しています。少なくともGoogleは「まもなく」公開としており、そう遠くない未来に配信される可能性があります。
とりあえずAndroid 17のBeta版のスケジュールは上記の画像通りになります。4月頃には安定版と言われるBeta 3に移行する可能性があり、もしAndroid 17のBeta版を試してみたい人は、Beta 3に移行してからの方がいいと思います。
また昨年と同じであれば6月中旬から下旬に本配信が開始するのかなと思います。ちなみにAndroid16の時は既存Pixelのアップデートの配信とAOSPの公開は同時だったので、今年も同じ流れになる可能性があります。
アップデートの対象機種。

そしてAndroid 17 Betaプログラムに登録できる機種は以下のようになります。
| 機種名 | |
| 対象機種 |
|
Google Pixel 6シリーズ/Google Pixel 7シリーズ/Google Pixel Tabletはアップデートサポート期間が5年に拡張されたこともありAndroid17も対象機種となっています。ただGoogle Pixel 6シリーズは最後のメジャーアップデートになる可能性が高いです。
一方でPixel Tabletに関しては5月に発表されたこともあり、Android17が最後なのかAndroid18が最後なのか際どいところです。
追加される新機能。

そして今回Android AuthorityがAndroid 17の特徴に言及しており、一つ目としては「アプリの最適化」です。今回の情報によると大画面デバイス向けアプリにおいて、開発者は画面向き(縦横固定)やリサイズ対応の要件をオプトアウト(適用除外)できなくなるとしています。
この新ルールは、最小幅が600dp以上のAndroidデバイスに適用されます。これは通常、タブレット、展開状態の折りたたみスマートフォン、デスクトップ風のウィンドウ表示環境などを指します。
つまり、Android 17(SDK 37)を対象とするアプリは、リサイズやウィンドウ型マルチタスクを適切にサポートする必要があり、固定の画面向きやアスペクト比にロックすることはできなくなります。
少なくともアプリ側がAndroid17に最適化させたい場合は、アプリの最適化が必須になります。ただ注意点としてAndroid17を搭載している機種であればアプリが最適化されるという意味ではなく、アプリ側が「Android17に対応」と記載したい場合はアプリの最適化が必須になるということです。
なのでアプリの最適化が進むかは結局アプリ側の判断になります。とはいえ今後最適化をしないと、いつになっても最新のバージョンに対応していないとなるので半強制的に最適化を進める形になるのかもしれません。
カメラのより強化?

また2つ目としてAndroid全体でメディア及びカメラアプリの体験を向上させるためのツールも追加されているとしています。
Googleは、よりスムーズな切り替えを可能にするプロフェッショナル向けカメラAPIを導入します。これにより、カメラアプリはカメラセッションを完全に再起動することなく、モード間を切り替えられるようになります。
目的は、モード切り替え時に発生していた小さなフリーズや視覚的な不具合、遅延をなくすことです。
何よりまだ「新機能」という感じのものは分かっていませんが、パブリックβ版が開始すれば見えてくると思います。また最新バージョンの内部コードにGoogle Pixel 11シリーズのヒントが隠されていることが多いので非常に楽しみです。