Appleの存在がデカすぎる。今年から「フリップ」ではなく「ブック」の時代へ

直近の情報からもSamsungは今年の夏頃に新製品発表会を開催して「Galaxy Z Fold8」を正式発表すると予測されています。あくまでも現時点での情報をみる限りではバッテリー容量が5000mAh前後になり、カメラのブラッシュアップなど現行モデルで改善しきれなかった部分をしっかり底上げすることで完成度を高めると言われています。

何より折畳式機種を出しているメーカーにとって今年は大きな転換期になる可能性があり、その理由としては「iPhone Fold」の存在です。噂通り1000万台近く出荷されることがあれば、折畳式機種市場をひっくり返す可能性があり、何よりAndroidメーカーからすればユーザーを一気に奪われる可能性もあります。

iPhone Foldの存在が折畳式機種市場にもたらす影響はシェアだけではなく、Android Authorityによると折畳式機種の形状にも影響を与える可能性があるとしています。

ブック型がついに逆転。

SamsungでみればGalaxy Zシリーズのシェア拡大及び維持に貢献してきたのは「Galaxy Z Flip」でブック型の新型を出していないXiaomiですらXiaomi Mix Flipをグローバル展開しており、Oppoに関してもフリップ型を出した時はOppo Find Nシリーズの売り上げ記録を更新していた感じです。

フリップ型の方が価格が安いことに加え、ファッションと組み合わせやすいことからも注目を集めることが多かった感じですが、今回の情報によると2026年はついにブック型のシェアが65%を超えるとしており逆転する可能性があります。

ちなみにブック型のシェアが逆転する理由の一つとして、Appleがブック型であるiPhone Foldを発表する可能性が高いからです。

ブック型のメリット。

また市場調査会社によると「ブック型」はメーカーにとっても、ユーザーにとってもメリットがあると指摘しています。

  • メーカー側の利点:平均販売価格(ASP)が高く、収益性が高い

  • ユーザー側の利点:よりプレミアムな体験を提供し、従来のスマホでは不可能な生産性ワークフローを実現できる

あくまでも主観ですが、フリップ型はサブディスプレイが遊ぶことができるとはいえ、使い方としては従来のバータイプと大きく変わらないです。またメーカーの公式サイトを見ても、フリップ型特有のメリットをアピールしきれていない印象で、だからこそファッション性をアピールしているように見えてしまいます。

一方でブック型の方が使い方が明確に変わるのでユーザーに訴求しやすく、筐体サイズが大きいからこそ進化の余地はまだまだあるのかなと思います。

市場の動向に一致している。

また今年はAIによるとストレージやRAMのコスト増加からも多くのメーカーは値上げを余儀なくされると言われています。つまり出荷台数は前年対比で減少する可能性がある中で、売上も利益も確保する必要があります。

そうなるとメーカーとしてはプレミアムモデルの訴求を強化すると言われており、例えば今まで「無印」を買っていれてくれたユーザーに対して「Pro」を買ってもらえるように努めるとも言われています。

「メモリ供給の逼迫が低~中価格帯スマートフォン向け部品に集中するにつれ、マスマーケット全体の見通しへの懸念が高まっている。この状況下でOEM各社は販売台数よりも収益性を重視し、より高付加価値の製品に注力している。ブック型折りたたみ端末は、プレミアム仕様と大容量メモリ構成によって平均販売価格の拡大を支え、価値重視の成長戦略に合致している。」

また直近の情報からもiPhone Foldの価格は非常に高価になると言われており、国内価格でみれば30万円前後になってもおかしくないです。一方で他社かれみればiPhone Foldが高いのであれば、コストをかけてでも強化しやすい状況になるのかなと思います。

フリップ型は縮小に?

今回の情報によるとGalaxy Z Fold7の売り上げはGalaxy Z Flip7を上回ったと指摘しています。また韓国において予約時点で初めてFlipを上回った機種がGalaxy Z Fold7であったことも判明しています。

そもそもGalaxy Z Fold7がそれだけ魅力的な製品に仕上がっていたことも影響していると思いますが、今後流れが変わるのかもしれません。ただAppleがFlip型を開発しているとの噂もあり、今後Appleが出すようなことがあれば、また状況が変わってくる可能性もあります。