直近の情報からも「Galaxy S26シリーズ」ではQi2に正規対応しない可能性が高いと言われています。リークをみる限りQi2に対応した純正アクセサリーを多数準備しているにも関わらず、本体自体はマグネットを内蔵していないのであればQi2非対応機種扱いになります。
ただ海外サイトが指摘した通り、昨年の10月にラインナップを急遽変更した影響でマグネットの内蔵がスキップされたとの指摘もありえなくはないのかなと思います。
一方でiPhoneでみれば「MagSafe」として人気が高いQi2ですが、実際にどの程度のユーザーが求めているのか。今回GSM Arenaが「Qi2」に関して読者アンケートを実施していることが判明しました。
Qi2にどの程度の需要があるのか。

今回同サイトが行った読者アンケートの結果が以下のようになります。
| 選択肢 | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| 次に買うスマホには磁力式充電が内蔵で必須 | 483 | 16.6% |
| 重要だが、磁力付きケースでも問題ない | 317 | 10.9% |
| あれば嬉しいが、必須ではない | 854 | 29.3% |
| マウント用として磁石は欲しい(充電用途では不要) | 303 | 10.4% |
| 磁力式充電やアクセサリーは不要 | 906 | 31.1% |
| 上記のどれにも当てはまらない | 49 | 約1.7% |
今回の調査結果をみると、Qi2対応が必須と回答しているユーザーは全体の16%程度とかなり少数派であることを確認することが出来ます。またQi2に対してポジティブな意見を全部足したとしても半数程度なので、多くのユーザーは不要と考えていることになります。
Qi2充電が不要に感じる理由。

個人的には今回のアンケート結果は割と衝撃的ですが、多くのユーザーがQi2にそこまで興味がない理由として同サイトは以下のように指摘しています。
理由はシンプルです。現在では世界中で充電端子がUSB-Cに統一されており、ケーブルで充電すればいいという考え方が主流だからです。実際、有線充電の方が、どんなワイヤレス充電方式よりも高速かつ効率的です。
ただし注意点もあります。有線充電のみを使っていると回答した人の多くは、日中に追加充電(トップアップ)を必要としていないとも答えています。最近のスマートフォンはバッテリー容量がかなり大きくなっており、ヘビーな使い方でも1日持つ端末を見つけるのは難しくありません。
少なくともQi2だと最大でも25Wに制限されており、機種にもよりますが有線充電より遅いことが多く、充電速度がネックになっていると判断することが出来ます。一方で同サイトによると日中に追加充電を必要としないとも回答しているユーザーが多いことを指摘しています。
モバイルバッテリーなどを使う機会が少ないから不要という考えなのか不明ですが、逆に充電頻度が少ないのであれば寝ている時に充電できればよく充電速度を気にする必要がないのでは?とも思っちゃいます。
アクセサリーとしてみるか充電方式とみるか?

何より今回のアンケート結果において、「Qi2」をアクセサリーの一部としてみるか、充電方式としてみるかで意見が分かれていると指摘しています。
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ケースなしで使いたい人にとっては、本体内蔵マグネットは必須
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どうせケースを使う人にとっては、そこまで重要ではない
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また、ケースだけのマグネットは、本体+ケースの二重マグネットより弱いのではないかと心配する声もあります
あくまでもQi2をアクセサリーの延長線で見れている人は、Qi2対応の充電器などは使わず、有線充電を使う人も一定数いるとしています。あくまでも現状でみるとQi2はアクセサリーの延長線として考えているユーザーが多いことからも、本体に内蔵しなくても影響は少ないのかなと思います。
Samsungの判断は正解。

あくまでも今回の調査結果をみる限り、SamsungがコストをかけてまでGalaxy S26シリーズでQi2に正規対応しなかったのは正解だったのかもしれません。ちなみにQi2に対応するにしても本体にマグネットを内蔵するだけだから大したコストがかからないとの指摘もあります。
マグネットを内蔵するにも内部デザインの見直しが必要になる上で、「磁力」が他のコンポーネントに影響しないように配慮する必要もあれば排熱効率の見直しなど、ただマグネットを内蔵すればいいだけという話ではありません。
また本体に内蔵しているマグネットからQi2対応の充電器における充電コイルまでの距離なども厳密に規定されているので、マグネット内蔵でQi2の要件を満たせるわけでもなく、想定しているよりもコストがかかる可能性があります。
このことを考えるとニーズが限定的なので無理に対応しなくてよかったのかもしれません。