Google Tensorのパフォーマンスが低いと言われがちですが、海外サイトの読者アンケートをみると、パフォーマンスよりもGoogleのセキュリティの高さやヘルスケア機能が充実であることが高く評価されているとしています。
少なくとも最新世代のGoogle PixelでみればAndroidの中でも非常に珍しく「クラス3」に対応した顔認証に対応しており、ざっくりいえばiPhoneのFace IDのような3D顔認証に対応した機種と同程度のセキュリティを実現していることになります。
ただもちろん「セキュリティ」面で完璧ではなく、Android Authorityによるとセキュリティ上でかなり重大な問題を抱えていると指摘しています。
盗難防止機能の欠点。

今回同サイトによると2022年からGoogle Pixel 7 Proを使ってきたみたいですが、先日ビーチでバックを置いて離れた際に盗まれたとしています。ただ「Find Hub」に登録しておいたことからも、すぐに追跡しようと思ったところ、正直無意味であることに気付いたとしています。
理由はシンプルで、Pixel には重大なセキュリティ上の制限があると気づいたからです。
その制限は本体の電源を電源をオフにすることで追跡することが出来ないことです。つまり盗んだ人が本体の電源をきってしまえば追跡が出来ない状態になります。
電源をオフにするためのロックが欲しい。

あくまでも「オプション」扱いになっていることが多いですが、一部メーカーの機種は電源をオフにする際に「パスコード」を必要に設定することが出来ます。
対応しているメーカー例:
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Nothing: Power Off Verify
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OPPO(realme / OnePlus含む):Require password to power off
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Samsung: Lock network and security
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vivo: Unlock to Power Off
少なくともメーカーによっては実装されている機能であり、同サイトによればGoogleにも同様に実装して欲しいと指摘しています。とはいえオプションがある機種であっても、設定をしておかないといざという時に意味がないです。
Googleは消極的。

少なくとも数年前から一部ユーザーはこのオプションを実装するように声をあげてきた感じです。ただGoogleは以下のようにコメントしています。
盗難者はすぐに金属製の箱や電波遮断バッグに入れて通信を遮断するから、この機能は意味がない
正直かなり消極的な感じに見えます。ただPixel 8シリーズからは電源がオフの状態でも追跡できるようになっています。本来であれば電源オフになると位置情報のためのBluetoothを発することが出来ないことからも追跡出来ないですが、Pixel 8シリーズ以降はBluetooth用に予備電源を持っていることからも本体の電源がきれた状態でも一定期間は追跡できる状態になっています。
ちなみにGoogleはQualcommと共同して電源オフの状態でも追跡できる環境を構築しています。
対応例:
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realme GT8 Pro
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OnePlus 13 以降
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Xiaomi 15 シリーズ以降
ただ対応機種はかなり限定的で、SamsungやNothingは非対応となっています。少なくとも最新世代では電源オフの状態でも追跡できることからも、電源をオフに出来ないオプションをわざわざ実装させないのもは分からなくもないです。
デメリットもある。

何よりGoogleのFind Hubの欠点としてはサーバーの更新が遅いことで、本体の位置情報を追跡したくてもサーバーが更新されず追跡しにくいとも言われています。純正がないため仕方ないですが、「追跡トラッカー」に関してもサーバーの更新が遅いことからも使いにくいとの指摘もあります。
いずれにせよ、将来的にGoogleが旧機種と新機種のPixelの両方にPower Off Verify機能を搭載してくれることを、依然として期待しています。Pixel 7 Proにとって明らかに手遅れであり、盗まれた携帯電話を見つけることは、いかなる手段でも確実に手遅れになることはなかったでしょう。しかし、それは泥棒やいたずら者に対する別の層のセキュリティとなります。
ここはユーザーの考え方次第ですが、Googleには「セキュリティ」の面でも強化してほしいのかもしれません。