今年は市場全体で値上げが発生する可能性が高く、市場調査会社のレポートによれば平均で7%近く上昇する可能性があります。一方で価格帯別の値上げ率を見ると平均販売価格が7%程度で収まらない可能性もあるのかなと思います。
そして少しでも安く欲しいユーザーにとっては、既存機種をセールのタイミングなどで買ったり、そもそも今年スマホを購入すること自体をスキップすることも考えれます。ただ計画なしのスキップは今後数年値上げ傾向が強めに働いた場合はマイナスに作用する可能性があるので注意が必要です。
何よりハイエンドモデルは今まで以上に高くなる可能性があるので判断は難しいところ。ただ今回Android Authorityが2026年においてもフラッグシップモデルが欲しいと、ある意味多くのユーザーとは真逆のことに言及しているので確認してみたいと思います。
フラッグシップとハイエンドの違い。

まず最初に「フラッグシップモデル」は価格帯関係なく、そのメーカーにとって主力機種であることが条件です。
多くの場合はハイエンドモデル=フラッグシップモデルの構図が当てはまりますが、例えば「Google Pixel 5」はSnapdragon 765Gとミドルレンジ向けのSoCを搭載していましたが、その当時のラインナップでみればフラッグシップモデルです。
なのでフラッグシップモデルとハイエンドモデルは似ているけど地味に違うので注意が必要です。その上で同サイトはまずフラッグシップモデルを購入する理由は?という内容でアンケート調査を行なっていました。
| 理由 | 割合 |
|---|---|
| 明るくシャープなディスプレイ | 6% |
| パフォーマンス | 18% |
| 大容量ストレージ | 1% |
| 耐久性 | 2% |
| カメラ | 39% |
| プレミアムデザイン | 2% |
| バッテリー持ち | 4% |
| ワイヤレス充電 | 1% |
| ソフトウェア機能・アップデート | 14% |
| 音質 | 1% |
| リセールバリュー | 2% |
| フラッグシップは買わない | 10% |
| その他 | 1% |
一般的によく言われる部分でもありますが、「カメラ」と「パフォーマンス」を求めているユーザーがより高価格帯の機種を購入する傾向が強いことを確認することが出来ます。
またメーカーとしては難しいところですが、ミドルレンジモデルのサポート期間をより強化すると、フラッグシップやハイエンドから離れるユーザーが増える可能性があります。
フラッグシップモデルを選ぶ理由。

そして同サイトによるとフラッグシップのAndroid機種を使いたい理由としては「カメラ」を最優先にしているからだとしています。特にフラッグシップモデルの特権とも言える部分として「望遠」の性能の高さを指摘しています。
つまりズーム性能をそこまで求めないのであればフラッグシップやハイエンドを選ぶ必要性は下がると判断することも出来ます。一方でXiaomi 17 Ultraなど特に中華系のUltaモデルは先進的な望遠センサーを搭載していることに言及しています。
-
明るい大口径レンズ
-
大型センサー
-
マクロ対応望遠
-
2億画素センサー
-
可変望遠モジュール
また当たり前と言えば当たり前ですが、フラッグシップやハイエンドは望遠以外も優れています。
-
低照度
-
動きの速い被写体
-
混合光源下での撮影
-
被写体のブレ防止
何より「カメラ」に拘りたいユーザーにとってはハイエンドの特に最上位モデルを選ぶ必要が出てきます。そうなるとネックになってくるのは価格なのかなと思います。
カメラ特化型+安いモデルが欲しい。

例えばゲームを始めとしたパフォーマンスが優先のユーザーにとっては「ゲーミングスマホ」という魅力的な選択肢があります。GalaxyやiPhoneのフラッグシップモデルと比較すればバランスが悪く、特にカメラは分かりやすくコストカットされています。
ただその分本体価格が控えめになっているので、カメラはあまり使わないけど高いパフォーマンスに対応した機種が欲しい人にとって嬉しいところです。ちなみにパフォーマンスの高さは別にゲームに限らず日常使いにおいてもプラスなのでカメラより安定性を優先する人にもおすすめです。
一方でゲーミングスマホとはある意味逆で、カメラ以外の部分をコストカットすることで価格を抑えた機種があってもいいと思うかもしれません。
もしカメラが本当に優秀なミドルレンジ機があれば、私は迷わずそちらを買います。他のフラッグシップ要素には、正直ほとんど興味がありません。
ただプレビュー画面をオールシーンで見やすくするにはディスプレイ輝度が必要で、さらに色味などをしっかり確認できるように高単価なディスプレイが必要です。さらにカメラを長時間使いたいのであれば、電池持ちと発熱対策を両立させる必要があります。
またSoCをコストカットすると、単純に画像処理が低下するので写真や動画の質に影響します。なのでカメラをオールシーンで快適に使えるようにと考えると、今のように全方位で優れている必要があるので、コストがかかるのはある意味諦めるしかないのかもしれません。