Galaxy S26シリーズの発表の遅れが、今年の下半期に登場が予測されているGalaxy Zシリーズに影響を与えるのかは現時点で分かっていません。ただ事前情報からも3種類のコードネームが見つかっており、一つは「Galaxy Z Fold8」で、もう一つは「Galaxy Z Flip8」になると予測されています。
そして3種類目に関してはiPhone Foldと同じく横長形状を採用した「Galaxy Z WideFold」になると言われており、少なくともSamsungはユーザーに対して横長の形状を採用した折畳式機種についてアンケート調査を行なっていることが判明しています。
発売に積極的。

3つの機種に関しては割と情報が錯綜することが多かった印象ですが、今回Ice Universe氏によると、iPhone Foldに対抗するためにGalaxy Z WideFoldの初期生産量は100万台に設定されたことが判明したとしています。
すでにSamsungは主要サプライチェーンとこの計画を共有済みとしています。ちなみに直近の派生モデルをみると、Galaxy Z Fold Special Editionは最終的に50万台でGalaxy Z triFoldが3万台程度で最終目標であることからも、Galaxy Z WideFoldはほぼ異例の状況になる可能性があります。
Samsungの戦略変更。

何よりGalaxy Z WideFoldは初期生産量が多いことからも、折畳式機種をニッチなボリュームから、より販売を牽引する役割へと強化するための強い推進を示唆している可能性があるとしています。
またSamsungはレギュラーモデルへの影響を最小限にするために、限定モデルの発表時期はずらす戦略をとっていました。ちなみにGalaxy Z Fold Special EditionはGalaxy Z Fold6が発表されてから約2ヶ月遅れで、Galaxy Z TriFoldに関してはGalaxy Z Fold7が正式発表されてから約5ヶ月遅れの登場になっています。

一方で今回の情報によるとGalaxy Z WideFoldはGalaxy Z Fold8などと同時に正式発表される可能性があるとしており、言ってしまえばGalaxy Z WideFoldは他のGalaxy Zシリーズの需要を奪っても構わないと判断したとも言えます。
何より例年通りレギュラーモデルへの影響を気にして発売時期を遅らせるとiPhone Foldに牽制が出来ないことからも、Samsungにとっては苦渋の決断だったのかもしれません。
何より個別の機種の売り上げを気にしてiPhone Foldにシェアを持っていかれるのであれば、Galaxy Zシリーズ全体でシェアを維持できれば御の字と考えたのかもしれません。
iPhone Foldと直接対決へ。

今回の情報でもGalaxy Z WideFoldの一部スペックに言及しており、メインディスプレイのアスペクト比は4:3で、ディスプレイサイズは7.6インチになるとしています。またサブディスプレイは5.4インチと、あくまでもスペックだけで見ればiPhone Foldのリーク情報をほとんど一緒です。
何より「横長」の折畳式機種が欲しいというニーズを先に吸収しようという狙いがあるのかなと思っており、何より同様のデザインを採用した機種を発売することでiPhone Foldだけが特別な存在にならないように意識している可能性があります。
売り上げ拡大に貢献?

今回の情報によるとGalaxy Zシリーズのここ数年の売り上げは500万台程度と言われていますが、昨年に関してはGalaxy Z Fold7の販売が好調であったことからも600万台を超えた可能性があると指摘しています。
そして今年はGalaxy Z WideFoldを発表することで、600万台以上の出荷台数を記録できる可能性があるとしています。またGalaxy Z WideFoldは言ってしまえば従来の折畳式機種とアスペクト比が異なるだけなので製造自体の難易度はそこまで変わらないとしています。
つまりGalaxy Z TriFoldのように製造に悩まされることはないとしており、売れ行きがよければ順次生産数を増やす可能性があるとしています。一方でAppleはiPhone Foldの在庫として1000万台程度準備するとも言われており、Samsungがどこまで影響を与えるのか気になるところです。