「文鎮化」問題が発生したことからもネットでのイメージは最悪になってしまった印象を受けるXperia 1Ⅶですが、スマホとしての完成度は歴代Xperiaと比較して高いことに違いはありません。
また徐々に興味を持つユーザーが増えてきているのかXperia 1Ⅶの初動も良かったからこそ「文鎮化」問題はSonyのせいとはいえ勿体なかった印象を受けます。何よりSonyにとって今年発表される可能性が高い「Xperia 1Ⅷ」は正念場になるのかなと思います。
一方で実際にXperia 1Ⅶを使っているとXperiaの良さを再認識させられます。
Xperiaの良さ。

まず今回Redditにおいて以下のように投稿されていることが判明しました。
ベゼルに慣れますか?私はこれまでXperiaを所有したことがなく、私のS10は曲面ディスプレイで非常に薄いベゼルのような効果を持っていますので、どのようなものか知りたいです。
ミドルレンジであるXperia 10Ⅶは全体的にベゼルが太めでXperia 1Ⅶに関しては上下のベゼルが太いことをよく指摘されます。ただ実際に使っている時に「ベゼルの太さ」って気になりますか?という感じで自分は全く気にならないです。
むしろパンチホールやノッチはコンテンツの影響を与える可能性があり、機種によってはオプションからパンチホール部分にコンテンツが被らないようにすることはできますが、それだと単純に表示領域が縮小されるだけです。

ベゼルがスリムであるメリットとしては、デザインとしてより洗練されている印象を受けること。そして同じディスプレイサイズであればベゼルがスリムな方が筐体サイズも小型化しやすいこと。
ただユーザビリティに直結しているかは微妙なところかなと思っています。Appleや中華系の一部はパンチ部分を活かしたDynamic Islandに対応していますが、表示するコンテンツが欠けるという根本的な問題を改善できているわけではありません。
デュアルフロントスピーカーの重要性。

Xperia 1Ⅶは今や珍しき「デュアルフロントスピーカー」を搭載した機種となっており、ユーザーを音で包み込んでくれるような聞こえ方をします。一方で多くの機種は、それこそベゼルをスリム化させるためにスピーカーはサイドフレームに搭載していることが多いです。
そのためXperiaのようにユーザーを包み込むような印象は受けません。個人的に国内で発売されたら購入しようと思っていたのが「POCO F8 Ultra」で背面のカメラ部分にスピーカーが搭載されています。
スマホのスピーカーに拘りがある人間からすれば興味深い機種ですが、背面にどんなにいいスピーカーを搭載していても、結局動画見ると時や音楽を聴く時はディスプレイを見ていると思うのでスピーカーがユーザーの方を向いていないので微妙なのかなと思っちゃいます。
実際に使ってみないと分からない部分なのでピンとこないかもしれませんが、個人的にはかなり重要なのかなと思います。
スペックでは分かりにくい。

そもそも歴代Xperia 1シリーズはクリエイター向けの機能を重視していたことからも、多くのユーザーにとっては「分かりにくい」のがデメリットでした。またXperia 1Ⅶは以前と比較すればとっつきやすい存在になったとはいえ、それでもスペックだけでは良し悪しを判断することは難しいです。
多くのユーザーは「分かりやすさ」を求める傾向にあるため、スペックを見てもイメージ出来ない部分は評価しにくいです。例えばディスプレイにおいてリフレッシュレートやディスプレイ輝度などスペックでアピールされやすい一方で、ディスプレイの色味に関してはイメージしにくいです。
これはどんなに素晴らしいディスプレイ素材を使った上で、多数の動画性能に対応していたとしても、色味や発色の良さは実際に使ってみないと分かりにくいです。またスピーカーに関しても同様なのかなと思います。
実際に使っていることをイメージするのが重要。

自分はオタクということもあり、スペックもかなり重視しちゃいますが、多くのユーザーにとっては実際に使っている時をどれだけイメージすることができるかが重要なのかなと思います。
よく言われる「コスパ」は価格とスペックだけで判断されがちで、実際に使った時のイメージが出来ていないと現実と乖離した結果ユーザビリティが下がるという感じです。
かなり難しい部分でもありますが、店頭などで実機をチェックする時はスペックや価格も重要ですが、ディスプレイの明るさや持ち心地やスピーカーなど、自分の日常において、この機種はどんな感じになるかとイメージしながら選ぶのがいいのかなと思います。