今年はAIデータセンターの建設ラッシュの影響からもRAMやストレージのコストがさらに高くなると言われており、メーカーもコストカットに尽力しているとはいえコストを吸収しきれない状態になっていると言われています。
少なくとも先日にNothingのCEOであるカール・ペイ氏は、今後メーカーがとる行動は非常にシンプルで「値上げ」か「スペックダウン」の2択になるとしています。何よりこの状況は先読みをしにくいからこそもどかしいと思います。
少なくともメーカーがどのような判断をするかは、その時になってみないと分からないですが、ユーザーとして何かできることはないのか?今回9To5Googleが指摘しているのでざっくりと確認してみたいと思います。
購入時期の前倒し。

あくまでも市場によって差がありますが国内市場でみれば機種変更サイクルは4.5年と言われています。なので2026年が買い替えのタイミングの人もいればそうではない人もいると思います。
その中で今回は「2026年」に買い替えのタイミングになる人にフォーカスしてまとめています。その上でユーザーにできることの一つ目として「買い替え」時期の見直し及び決定です。
1月も終わりに近づいていますが、現時点ではAI企業の需要によってスマートフォン価格が影響を受けた兆候は見られません。そう考えると、今こそがアップグレードに踏み切る「最も良いタイミング」かもしれません。
ただし、本当に欲しい最新モデルではなく、1世代前のハードウェアで妥協する必要はあるかもしれません。たとえば、今夏に登場予定のGalaxy Z Fold 8ではなく、Galaxy Z Fold 7を選ぶ、といった具合です。しかしその代わりに、世代交代による大幅な価格上昇というリスクを避けることができます。
例えば今年の中頃に買い替えのタイミングの人はちょっとだけ前倒しをして買い替えをするという感じです。また今年後半の買い替えを検討している人も前倒しを検討するのはありかもしれません。
購入時期の決定。

そしてもう一つは購入時期にある程度の目安をつけることです。何より避けるべきなのは何の計画性もなくスマホの買い替えを先送りにすることです。少なくとも直近のレポートをみる限りは2028年までは最低でも現状が継続する可能性があります。
一方で仮に2年後に供給が安定してコストが落ち着いたとしても、結局RAMやストレージはスマホを構成するコンポーネントの一部に過ぎません。つまり他のコンポーネントが何かしらの理由で高くなったりすれば結果的に安くならない可能性もあります。
だからこそ「値上げ」はある程度妥協した上で計画性を持たせることです。
今年は買う予定がなかったとしても、今使っているスマホが寿命の後半に差しかかっていると分かっているなら、2027年に向けて少しずつ貯金を始めるのは悪くない判断です。そうすれば次の端末までの準備期間を長く取れますし、今後またフラッグシップ機の価格が上昇した場合のショックを和らげる助けにもなります。
もちろん価格やスペックも重要ですが、ユーザー自身がスマホに何を求めているのか早めに見直すことも重要なのかなと思います。ざっくりと言ってしまえば、5年以上前のハイエンドモデルを使っているユーザーで、何か明確な目的はない限り最新世代のハイエンドを選ぶ必要はなくミドルレンジモデルでおそらく十分です。
仮にミドルレンジモデルがコスト増加の値上げをされていたとしても、最新世代のハイエンドよりを買うよりは圧倒的に安いので、細かい価格をそもそも気にする必要もないのかもしれません。
パニック買いは避けろ。

ただ計画性を持たせるといっても、国内でみれば9割のユーザーがキャリアで購入しており、さらにキャリアで購入するユーザーの9割は「分割支払い」だと言われています。そのため前倒して買い替えをしたいとなっても購入方法の影響で出来ない人もいると思います。
今すぐ新しい端末を買えるだけの資金がない人もいれば、キャリアの機種変更サイクルが来るまで待つ必要がある人もいるでしょう。完璧な解決策はありませんが、「今すぐ焦って買え」というアドバイス以外にも、検討すべき選択肢はいくつかあります。念のため言っておくと、誰も“パニック買い”をするべきではありません。
スマホ何を求めているかユーザー次第ですが、買い替えの動機が「古くなってきた」とか「電池持ちが悪くなった」とか消極的な理由の場合は次購入する機種のランクは落としても問題ないかもしれません。
今使っている機種が「エントリーモデル」の場合は逃げようがないですが、ミドルレンジモデルを使っている人はエントリーモデルを検討したり、ハイエンドモデルを使っている人はミドルレンジモデルを検討したり。
少なくともランクを落とせば進化を実感できない可能性はありますが、今まで使ってきた機種と同程度のパフォーマンスを発揮できるかもしれません。スマホ市場が成熟してきているからこそ、ランクの境目が日常使用においては意味をなさなくなってきている印象を受けます。
一方で自分のようにロマンを求める人は大人しく最新機種を買ってメーカーを応援してあげるのが一番だと思います。