Xperiaにとって追い風?今後数年はストレージのコスト増加がヤバい

Xperia 1Ⅵからは時代のニーズに合わせたこともあり、長年Xperia 1シリーズの特徴でもあった「アスペクト比21:9」を廃止。あくまでも噂に過ぎませんが、サプライヤーであるSamsungと4K/アスペクト比21:9に対応したディスプレイの契約が上手くまとまらず諦めるしかなかったとも言われています。

一方でXperia 1Ⅵではアスペクト比19.5:9に変更されたことで、今までのような縦長のデザインではなくなったことからデザインでより評価を獲得した印象です。また4Kという表示解像度をやめたことも影響しているのか、電池持ちに関しても歴代Xperia 1シリーズの中では圧倒的な存在でした。

何よりXperia 1Ⅵからは特有の癖が緩和された印象で、多くのユーザーがスペック的にもデザイン的にも興味を持ちやすくなったのかもしれません。

RAMやストレージの供給状況。

歴代Xperiaの特徴といえば、多くのフラッグシップモデルが廃止したSDカードスロットを継続していることだと思います。そして今回韓国のメディアサイトからの情報をみると、当面はXperiaにとって追い風になる可能性があります。

直近でみるとRAMのコスト増加が大きな話題となっていましたが、今回の情報によるとストレージのコスト増加もかなりヤバそうです。まずRAMやストレージの供給不足の原因となっているAI用データセンターは驚異的なスピードでRAMやストレージを消費しているとしています。

特にデーターセンターは今年だけでも高単価のRAMの約70%も消費しているとの話で、正直独占状態です。ユーザーからすればSamsungなどのサプライヤーの製造量を増やしてほしいところですが、今回の情報でみると前年対比で製造量は僅か5%程度しか増えないとしています。

つまり需要増加に対応することは困難で、新規ウェーは投入や、他企業による大規模量産体制による本格的な供給は2027〜2028年以降になるとしており、当面は改善出来ないと判断することが出来ます。

何よりSamsung含めて、ここまでの供給不足の状態になるとは予測できなかったとしています。

ストレージも全然足りない。

またストレージに関して主要メーカーの生産分はすでに「2027年」分まで完売しているとしています。なので現状では2028年枠の一部を超前倒しで販売している状況で、今後需要が増加すれば、さらに状況は悪化する可能性があるとしています。

何より、RAMにしろストレージにしろ供給不足は過去最悪レベルで、数十年ぶりの「ストレージ・スーパーサイクル」を生み出す可能性があるとしています。RAMはモノによっては100%以上コストが増加していますが、今回の情報によるとストレージは2026年第1四半期だけでみても、40〜50程度コストが増加するとの予測です。

つまり今後の供給状況ではさらに値上がりする可能性があり、2026年の終わりには100%を超えるコスト増加が発生していてもおかしくないのかなと思います。

Xperiaに追い風?

もちろんRAMやストレージのコスト増加に対して、「値上げ」含めた対処方法はメーカー次第だと思います。ただストレージのコスト増加に合わせて、一部中華メーカーはコストを少しでもカットさせるために「SDカードスロット」を復活させるとの話もあります。

ただこの場合は、ベースモデル含めた内部ストレージの容量を減らした上でのSDカードスロットへの対応であることからも、内部ストレージ単体でみた場合はスペックダウンと捉えることもできるかもしれません。

何よりXperiaに関しても内部ストレージを削減してくる可能性はあります。ただ一方で「SDカード」というイメージが最も強いのもXperiaで、今までは上位のストレージオプションを購入していたユーザーが値上げで購入が厳しくなった場合にXperiaに逃げてくる可能性があるのかなと思います。

正直ゲームアプリによるとストレージ占有の場合は関係ないと思います。その理由としてはアプリをSDカードに移動させることは出来ないからです。ただ写真や動画などを主に保存している人にとっては分かりやすい逃げ道になる可能性があります。

今後数年は覚悟した方がいい。

少なくともストレージのコスト増加で、今まで以上にメーカーは見せ方を変えてくる可能性があります。先ほどの話とも重複しますが、一部メーカーはSDカードスロットに対応させることでストレージオプションを最低限にすることでコストカット。

そしてGoogleやAppleなど自社でクラウドサービスを抱えているメーカーは、今まで以上にクラウドサービスをアピールする可能性があり、内部ストレージだけで完結という今までの流れだとかなりコストが必要になる可能性があります。

Xperiaに関してはSonyがXperia用のクラウドサービスを用意していないこともあり、SDカードスロットを継続すると思いますが、その中で進化含めてどのようにアピールするのか非常に気になるところです。