Galaxy S26シリーズの大量生産開始。「Plus」が意外にも裏ボス的な存在

例年と比較すれば約1ヶ月遅れとなりますが、Samsungは2月25日にアメリカで新製品発表会を開催して「Galaxy S26」シリーズを正式発表すると予測されています。ちなみに単純に考えればイベントの2週間前になる2月10日前後にティザーが公開される可能性があるのかなと思います。

一方でフランスからの情報として「3月11日」に発売されるとしており、仮にこの情報通りであれば国内では「3月18日」に発売と例年と比較するとかなり遅い印象を受けてしまいます。

何より正式発表の遅れは開発の遅れと言われており、開発の遅れは大量生産の遅れにも繋がります。

大量生産の開始。

一部情報によるとSamsungは2025年の12月に「Galaxy S26 Ultra」の大量生産を開始したと言われています。そして今回Ice Universe氏によるとGalaxy S26 Plus用のディスプレイの大量生産が開始したとしています。

同氏によるとGalaxy S26 Plus用のディスプレイは現行モデルと同じく「6.66インチ」であることが確認されたとしています。またディスプレイのスペック自体もGalaxy S25 Plusが採用しているものとほとんど一緒になるとしています。

ちなみにSamsungはGalaxy S26 Edge用に開発された新しいディスプレイを採用する計画があったみたいですが、結局のところ品質という面でも実績のある現行モデル用のディスプレイを継続して採用することを選んだとしています。

開発に十分な時間がなかった。

少なともリークをみる限り「Galaxy S26 Plus」はGalaxy S26シリーズの中でも最も変化が少ない機種と言われており、その理由としてはプロジェクトが急遽再開されたからです。

そもそもSamsungとしては「Galaxy S26 Edge」をラインナップに追加する予定でしたが、2025年10月中旬に急遽キャンセルしたと言われています。そのためGalaxy S26 Plusに白羽の矢がたったという感じです。

業界筋によると、このような時間的制約の下で、サムスンは既存の完全に検証済みの部品を再利用する以外に現実的な選択肢がありませんでした。その結果、S26 Plusは大規模なイノベーションのプラットフォームではなく、継続性を重視した製品となりました。

無理して発表するのであれば、無印とUltraの2モデル構成でも良かったのでは?と素人目線では思っちゃいますが、Samsungとしては3モデル構成に拘っているのかもしれません。

生産の優先度。

そして同氏によるとGalaxy S26 Plus用のコンポーネント自体は先月より開始しているとしていますが、「組み立て」自体はGalaxy S26と合わせて今月より開始するとしています。一方でGalaxy S26 Ultraに関してはすでに量産に入っており、積極的に生産を拡大する予定だとしています。

2026年1月の生産計画
Galaxy S26 70万台
Galaxy S26 Plus 60万台
Galaxy S26 Ultra 360万台

Samsungとしては最も収益性が高く、最も需要が大きい「Galaxy S26 Ultra」の生産に集中させている感じで、Galaxy S26とGalaxy S26 Plusに関しては市場の動向を見つつも、徐々に生産台数を増やしていく戦略を採用している可能性があると指摘しています。

Galaxy S26 Plusの立ち位置。

何より同氏は「Galaxy S26 Plus」の立ち位置を以下のようにまとめています。

Galaxy S26 Plusは技術的な飛躍を意図したものではありません。代わりに、Edgeモデルの突然の削除後のS26ラインナップの構造的安定剤として機能します。 成熟したディスプレイ技術を再利用し、設計リスクを最小限に抑えることで、サムスンはS26シリーズが予定通りに市場に投入され、スケールで展開できることを確保しています—運用上の確実性を代償に、注目を集めるアップグレードを犠牲にしています。

あくまでも同氏の指摘をみると、「Galaxy S26 Plus」は存在することに意味があって、売れることが最優先ではないと判断することが出来ます。ただ正直なところ同氏の指摘もあくまでも「良く言えば」の話で、結局開発がグタグタになったことで一番の皺寄せがきたのが「Galaxy S26 Plus」ということになりそうです。