Galaxy Z TriFold 短期レビュー。結局三つ折り機種ってどうなの?

Samsungは昨年の12月中旬に韓国で同社初となる三つ折り機種となるGalaxy Z TriFoldを発売しておりUAEなど当初の予定通り販売地域を徐々に拡大している感じになります。

一方で初期在庫は十分とは言えず韓国ですらほぼ入手困難の状態になっているとの話です。今回は購入以降使ってきたのでGalaxy Z TriFoldの短期レビューを主観的にまとめたいと思います。

想定より電池持ちがいい。

個人的にはSamsungにとって初の三つ折り機種なので細かいことをどうこういうつうもりはないです。そして2025年に様々な機種を使ってきましたが最も感銘を与えてくれた機種であることに違いもないです。

その上で気になった部分を確認していきたいと思いますが一つ目としては電池持ちです。フラッグシップのGalaxy史上最大となる5600mAhのバッテリーを搭載していますがメインディスプレイは10.0インチとデカいからこそ十分な電池持ちを実現していると思っていなかったです。

ただあくまでも自分の使い方ではの話になりますが電池持ちは想定していたよりも全然いいです。

むしろ体感的にはGalaxy Z Fold7と比較してそこまで変わらないので十分に許容範囲です。ちなみに寝る前の電池残量は50%前後のことが多くPixel 10シリーズよりちょい悪い程度です。

また中華系のバータイプと比較すると物足りないですがディスプレイサイズの差を考えればだいぶ健闘しているかなと思っておりむしろ中華系の折畳式機種と比較すればいい勝負です。

少なくとも自分が使ってきた中でみれば明確に優れているのはHONOR Magic V5くらいです。

シリコンカーボンバッテリーは採用せず。

一部情報ではついにGalaxy Z TriFoldではシリコンカーボンバッテリーを搭載したとの噂です。ただ海外サイトによるとシリコンカーボンバッテリーを採用しておらずSamsung独自となる新しいスタック方式のバッテリーを搭載したことで非常に高いセル密度を実現しているとの話です。

自分はゲームなど負荷が高いタスクをあまりしないため余計に電池持ちが良く感じるのかもです。とはいえ自分の使い方では十分な許容範囲でこれだけ安定していたのは想定外という感じでした。

アプリの最適化。

次に2つ目に気になった部分としてはアプリのアスペクト比でどうしようもないアプリもある感じなのかなと思います。

例えば自分がよくやるなめこ栽培は他の折畳式機種であればアプリのアスペクト比を16:9に設定しないと表示が崩れてしまいますがGalaxy Z TriFoldの設定をみてみるとアプリ表示は全画面/標準の2択となっており本体を横向きにしても縦向きにしても表示が崩れていました。

ただ購入当初と異なり最近は本体縦向きでも横向きでもしっかりと表示してくれるようになります。

またサブディスプレイであれば問題なく表示することが可能なので使っていてよくなった部分です。

限界はあるはず。

ただアプリによっては全画面ではなく「標準」にする必要がある上に本体縦画面でやる必要があります。アプリによってはメインでは限界がある感じで二つ折りの折畳式機種の方がこの辺はまだマシです。

GoogleにしろAppleにしろ折畳式機種へのアプリの最適化を進めていると思いますがスマホ用のアプリだからこそニーズがあってタブレットではニーズが極端に下がるアプリもあると思います。

なので今後メーカーがどんなに頑張ってもタブレット向けに最適化されないアプリもあると思います。つまり折畳式機種にとっても最適化されないアプリもある感じでこればかりは限界があると思います。

何よりGalaxy Z TriFoldはタブレット用に最適化されているアプリはしっかり表示してくれます。また無駄が多くなりますがスマホ向けアプリも左右に余白が出来た状態でも問題なく表示します。

ただそれでもバータイプのスマホや二つ折りの折畳式機種よりは大きく表示してくれる感じです。何より動画を見るなどコンテンツを楽しむという部分でしっかり楽しむことが出来るので問題ないです。

使い方の変化。

そして3つ目としては使い方が従来と変わってきたというか置いて使いたい欲求が強いです。本体の重さが300gオーバーと重いことは分かっていたので個人的には特段不満はないです。

ただ本体を閉じている時は良くても本体を開いた状態でそれなりの時間を使っていると疲れます。また万が一ですがバランスが崩れて爪でメインディスプレイに傷をつけても嫌なので自分は基本家にいる時はスタンドに置いて使うことが圧倒的に増えた感じで困っているのが外出時です。

専用ケースにそこまで求めるわけにはいかないですがマグネットもなければスタンドもないです。ちなみに純正ケースでスタンド付きが発売されたみたいですが入荷数も少なければ予約も不可と言われているので入手困難みたいでとりあえずAmazonでマグネットを内蔵したサードパーティ製を購入しました。

スタンドかマグネットは欲しい。

この記事を執筆している時はまだ手元に届いていないですが別途マグネット内蔵ケースを購入しました。正直アリエクなどで見てもスタンド付きのケースはピンとくるものがないので自分はマグネットを内蔵したケースを購入した上でマグネットに対応すたスタンドと合わせて使う予定です。

マグネットを内蔵していればバンカーリングなどスタンドの代わりになる選択肢が増えます。そもそも販売台数が少ないため仕方ないですがサードパーティ製含めてアクセサリーが少ないです。

せめてもの救いは中国で発売されたことでアリエクでサードパーティ製なら何種類か選択肢があることです。

通常のバータイプであればスタンド付きのケースはそこまで魅力に感じず二つ折りの機種は外出時はフレックスモードを使えばいいのでケースにスタンドがあってもなくても良かったです。

ただGalaxy Z TriFoldはデカくて重いからこそスタンドになるものを準備した方がいいかなと思います。どうせ高いんだからSamsungにはスタンド付きのケースを同梱してほしかったかなと思います。

アプリの解像度。

最後に4つ目としてアプリの最適化とはまた違ってくるのかなと思いますが解像度が足りないです。ゲームをするとしてもスマホですることがほとんど逆にタブレットでやることはあまりないです。

またやるとしてもREDMAGIC AstraやiPad miniなど寝室でちょっと出来ればいいのでアプリの解像度をあまり気にしたことがなかったですがGalaxy Z TriFoldはスマホの延長線で見ているからこそ物足りないと感じることが多く顕著に感じるのはホワイトアウトサバイバルです。

逆にYouTube含めた動画コンテンツをみる時は解像度が物足りないと感じることがほぼないです。

アスペクト比とは違ったアプリの最適化の問題にもなるのか不明ですがちょっとだけ気になります。

とはいえ例えば後継機種で解像度をあげると今度は消費電力が増えるので電池持ちとのバランスも難しくなるところですがディスプレイサイズが大きく異なるGalaxy Z Fold7とほぼ一緒です。

なので色んなアプリを試せば結果解像度が足りないと思うアプリも他にも出てくる可能性もあります。おそらくこれはハードの問題なので文句を言ってもしかたないのかなと思っておりHuaweiがHuawei Mate XTで3Kのディスプレイを採用したのは合理的だったのかなと思います。

日常で使える安心感。

電池持ちを調べるために出来るだけ従来と同じになるような使い方をしてきましたが三つ折りはさらに人間をダメにする機種だと思っており2分割であっても十分な視認性を確保しています。

なのでホワイトアウトサバイバルで熊狩をしている時間はちょっと暇になりがちですが目を離すわけにもいかないことからも結局熊狩に集中する必要がありましたが2分割にした上で半面でXをみたりYouTubeをみたり何か調べ物をしたりなど画面分割が快適すぎる感じです。

また3分割もできますが自分は器用じゃなく視認性もそこまで良くないのでほぼ使わずです。

何より二つ折りの折畳式機種の時よりさらに快適にグータラできると個人的には最高の端末です。またHuawei Mate XTと同じ形状の方が良かったとのコメントもかなり頂きましたがこれはHuawei Mate XTを実際に使ってみればGalaxy Z TriFoldがいかに安心できるか実感できます。

少なくとも定価で40万円近くするような機種で脆弱なメインディスプレイが常に剥き出しの状態で持ち運ぶのは個人的には恐怖という感じでカメラのサンプルを撮影するためにズボンのポケットに入れて持ち運ぶだけで怖かった感じでどこか一箇所破損すればメインディスプレイの全てを交換する必要があるので修理費用もバカにならないとあまりユーザーにメリットがないです。

世代を重ねるごとにメインディスプレイの耐久性は改善していますがバータイプが採用しているGorilla Glassなどと比較すればまだまだの印象でやはり剥き出しはかなり怖いと思います。

少なくとも構造でみればHuawei Mate XTの方が合理的ですが個人的には耐久性を優先したSamsungの判断が良かったという感じで三つ折り機種でもなんの恐怖もなく使えている感じです。

ただ現状だと完全に折りたたむか完全に開くかの2択なので半開きの状態でも使えるようにすれば印象が変わると思っており今後Samsungが考え方を変えればアップデートで変わるかもです。

まとめ。

今回はGalaxy Z TriFoldを購入してから短期間使ってきたので改めてレビューをしてみました。国内で発売されるのか不明ですが今後展開されてくれれば非常に面白いのかなと思います。

そしてSamsungはやはり高い技術力を持っているからこそ色々と挑戦してほしいと思っています。何より後継機種が今年の後半に出てれくるのであればまた無理をしてでも買いたいくらいです。