昨年の10月頃からRAMやストレージのコストが急増したと言われており、いよいよだいぶ前から予測されていたAI問題がスマホの価格に直結するようになってきた可能性があります。
少なくともSamsungはGalaxy S26シリーズで値上げを示唆しており、海外の調査会社によるとハイエンドモデルは平均で15%程度値上げになる可能性があると推測しています。
ちなみに利益率が薄いエントリーモデルは平均で25%近くの値上げになるとも言われており、一部メーカーはエントリーモデルのラインナップを削減することでコストを出来るだけカットすることで値上げを出来るだけ回避しようとしているとの話もあります。
何よりユーザーからすれば今まで以上にスマホが買いにくくなる可能性があります。
他社より高いXperia。

ある調査レポートによるとSonyの年間の出荷台数は直近でみれば250万台程度と言われており、国内で最も人気が高いAppleの年間の出荷台数が2億台を超えていることを考えれば雲泥の差です。
また出荷台数に大きな差があるということは、一台あたりの製造コストにも大きな差があることになります。何よりXperiaは製造台数が限定的だからこそコストカットがしにくい上に、利益優先であることからも他社より高いことに違いはありません。
だからこと余計に「価格」で批判されることに違いはありません。
全然お勧めしやすくなってない。値段が高すぎる。4~5万円が適正でないか。
一方でXperia 10Ⅶの動画に上記のようなコメントを頂きましたが、逆に安くなれば「おすすめの機種」になるのか?
Xperia 10シリーズの評価。

あくまでも主観ですが、普段ハイエンドモデルを使っている自分からすれば、いくらXperiaが好きでもXperia 10シリーズは正直おすすめできるような機種ではありませんでした。
一つ目としては搭載SoCでゲームをやらないにしろ日常使いにおいて「もっさり感」がかなり強めと使っているだけでもストレスを感じた。そして2つ目としてはSonyらしさをあまり感じないことで、例えばオーディオに拘っているのに長年モノラルスピーカーを採用してきたこと。
またカメラに関しても「動体撮影」が一つの強みなのに、画像処理が遅いこともあり動体撮影は全く向かない。また上位モデルと異なりトレンドを意識したのか、変に加工感が強かったです。
正直弱いセンサーで無理に加工感を強化した結果撮れる写真も中途半端に感じていました。ただXperia 10Ⅶは120Hz表示に対応したこともあり、もっさり感がかなり改善されており、カメラは「広角」であれば下手なハイエンドモデルよりもいい写真が撮れることがあるくらいです。
だからこそXperia 10ⅦはXperia 10シリーズの中ではようやくおすすめできる存在になったと思っています。
安ければいいわけではない。

当たり前の話だと思いますが、本体価格が高くなるのであれば求めるハードルは高くなる一方で、本体価格が安くなるのであれば求めるハードルは下がるのかなと思います。
少なくともハイエンドモデルと比較すればミドルレンジやエントリーモデルは「妥協」が必要になります。ただ妥協ができるかどうかは価格に反比例するわけではないと思っています。
つまり安くなればなるほど結果的に満足度が高くなるわけではないということです。色んな機種に触れる機会がありますが、結局自分の中では価格関係なく、この後もこの機種を使っていたと思えるかが重要かなと思っています。
もちろん廉価版になれば妥協しなければいけないですが、同じエントリーモデルの中でも使ってみてもいいかなと思う機種もあれば、レビューだけで日常で使いたいとは到底思えない機種もあります。
だからこそ「安ければいい」とは思っていません。ただこれは自分がスマホが好きだからこその考え方だと思います。
価格は要素の一つに過ぎない。

正直Xperia 10Ⅶの定価でみれば安くはないと思います。ただdocomoであればMNP限定でいきなり半額になるような施策も行っており、安く購入できるチャンスがあったことに違いはありません。
どうしても機種を比較する上では「定価」がベースになりますが、結局機種によって「定価」はあってないようなものです。少なくとも機種選びの際の要素の一つで、安くなればどんな機種でも満足度が高くなるわけではなく、自分が気になる機種が安く買えた時に満足度が上がるのかなと思っています。
今年登場するXperiaは現行モデルよりさらに高くなる可能性があります。ただ値上げされたとしても実際に使い続けたいと思わせてくれるような仕上がりになっているのであれば個人的には問題ないです。
逆に価格優先で購入して、この機種最悪と思ってしまうのが一番不幸なのかなと思います。