Googleが抱えている問題点の一つがGoogle Pixelの「返品率の高さ」だと言われています。日本だとあまり関係ない話ですが、アメリカだと「返品」は割と当たり前と文化の違いがあり、何より返品率を下げるために尽力していると言われています。
さらに返品される理由として「電池持ちの悪さ」と「発熱のしやすさ」であることが判明しており、Googleは特にこの2つのポイントを集中的に改善させることでユーザビリティを向上させ返品率を下げようとしているとの話です。
一方でGoogle Pixel 10シリーズでみると多くの海外サイトは「発熱の問題はなくなった」と評価していますが、「電池持ち」に関しては不十分だとの評価が多いです。
実際に使っていると気になるのが「待機状態」における燃費の悪さ。そして今回RedditにおいてGoogle Pixel 10 Pro XLの待機状態における消費電力をより詳細に系計測した人物が登場。
待機時間における消費電力。

今回の投稿主は、「iPhone 15 Pro Max」と「Google Pixel 10 Pro XL」の待機状態における消費電力の比較テストを共有しています。まず端末の設定状況は以下のようになっています。
| Pixel 10 Pro XLの設定状況 |
| Wi-FiスキャンとBluetoothスキャンの無効化 |
| Wi-Fiスロットリングは有効化 |
| キャッシュされたアプリの実行を一時停止するオプションを有効化 |
| バックグラウンドにおける消費電力が多いアプリに関してはバックグラウンドの使用を制限 |
その上で以下のように投稿しています。
これを実証するために、私は12月22日から2年前の仕事用のiPhone 15 Pro Maxのプラグを抜いたままにしました。318時間アイドルした後、現在2%(1月4日午後4時04分)です。グラフは、AccuBatteryによると、Pixel 10 Pro XLの仮想的な最適および平均的な画面オフ使用量に対して、iPhoneのバッテリー寿命を示しています。
ここまで詳細なテスト結果をRedditで共有されるのもかなり珍しいと思います。
テスト結果を確認。
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そしてテスト結果を確認していきたいと思います。
| テスト結果 | エネルギー使用量 | 1時間あたりの使用量 | 1日あたりの使用量 |
| iPhone 15 Pro Max | 13.6 mA/hr | 0.31% | 7.4% |
| Pixel 10 Pro XL/最適化 | 41.6 mA/hr | 0.80% | 19.2% |
| Pixel 10 Pro XL/平均 | 88.4 mA/hr | 1.70% | 40.8% |
バッテリーの容量差を考えると、Google Pxiel 10 Pro XLは待機状態において、iPhone 15 Pro Max対比で1時間あたり3倍から6倍の消費電力が発生していることになります。
またPixel 10 Pro XLは1日放置するだけでも20%~40%近くのバッテリーを消費することになります。
| テスト結果 | 1日目 | 2日目 | 3日目 |
| iPhone 15 Pro Max | 2% | 9% | 16% |
| Pixel 10 Pro XL/最適化 | 19% | 38% | 57% |
| Pixel 10 Pro XL/平均 | 41% | 82% | 電池切れ |
あくまでも今回のテスト結果をみると「待機状態」における消費電力は致命的な欠点の一つとも言えます。ちなみに自分の手持ちでみて体感的には「最適化」の方と一緒で4日目あたりでバッテリーセーバーに入る感じです。
電池持ちを改善させる方法。

少なくとも「待機状態」における消費電力を抑制することが出来れば電池持ちの印象が大きく変わる可能性があります。そして「待機状態」における消費電力が多い原因としては「常時表示ディスプレイ」の燃費の悪さだと指摘されています。
当たり前の話ですが「常時表示ディスプレイ」をオンにしておけば消費電力が増えます。ただ歴代Pixelの場合は他社と比較して圧倒的に消費電力が多いのが問題という感じです。
また実際に詳細な検証はしていいませんが以下のオプションを改善することも推奨されています。
| オフにすべきオプション |
| タップして通知を確認 |
| 持ち上げて通知を確認 |
何より電池持ちの悪さが気になる人は「常時表示ディスプレイ」をオフにすることで印象が変わるのかなと思います。一方で今後Googleには細かい部分での電力効率の改善をしてほしいところで、Pixel 11シリーズでは化ける可能性が十分にあります。