一部情報によるとiPhone 18 Proシリーズが搭載すると予測されている「A20 Pro」のコストは$280前後になるとも言われており、SoCのコスト増加も深刻な状況となっていると言われています。
またSnapdragon 8 Elite Gen 6やDimensity9600も同じ2nmプロセスノードを採用すると言われており、コスト面でみればA20 Proを超えてもおかしくないです。一方で海外サイトが行ったアンケート調査において、Snapdragon 8 Elite Gen 5やSnapdragon 8 Elite Gen 6ではなく「Snapdragon 8 Gen 5」でも十分だと判断していることが明らかになっています。
このことからもSoCのパフォーマンスも過剰だと感じている人が多く、最新かつ最強のSoCを搭載するなら、SoCのパフォーマンスを抑えて少しでも安くしてほしいと考えているユーザーが多いのかもしれません。
ゲーミングスマホの未来。

今回Phone Arenaによると「ゲーミングスマホ」は厳しい局面に立たされているとして指摘しています。ゲーミングスマホと言えばRedMagicやROG Phoneが有名で、巨大なベイパーチャンバーやアクティブ冷却の搭載で排熱効率が優秀です。
さらに大容量のバッテリーを搭載していることで、ユーザーが長時間快適にゲームをプレイ出来るように配慮しています。さらにゲーム体験を向上させるための「ショルダートリガー」の採用などゲームのために特化された機種です。
何より最新SoCの搭載に大容量バッテリーに強力な冷却システムと「安定性」という部分では他のスマホと比較して大きな強みになっています。ただ同サイトによるとバランスの悪さがよりニッチなニーズになっていることを指摘しています。
ゲーミングスマホの弱点。

スマホに何を求めるかはユーザー次第ですが、ゲーミングスマホの弱点として一つ目としては「カメラ」です。実際にREDMAGIC 11 Proなどを使ってみると「広角」であればそれなりに撮れますが、どうしてもコストカットは目立つという印象です。
そして2つ目としてはアップデートサポート期間で、REDMAGIC 11 Proはメジャーが1回の可能性があり、セキュリティは最大で3年程度と言われています。
多くの場合、1,000ドル以上の費用がかかるデバイスの場合、ゲームが主なユースケースであっても、トレードオフを正当化することは困難です。
もちろん最新SoCを搭載している機種として考えれば安いと思いますが、それでも同サイトが指摘するように$1000近くの価格帯になってくると、このバランスの悪さはマイナスに影響すると指摘されても仕方ないと思います。
またGalaxyやiPhoneなどフラッグシップモデルでも十分なパフォーマンスを実現しているからこそ、余計に「ゲーミングスマホ」のバランスの悪さが目立つのかもしれません。
ゲーミングスマホの凋落

REDMAGICに関しては不明ですが、ROG Phoneシリーズに関しては最も完成度が高いゲーミングスマホとしつつも、その人気を失っていると指摘しています。何より事前情報通りであれば、ASUSは今年最新スマホを発表しないと言われています。
他社でみればストレージやRAMのコスト増加からもラインナップの削減はあると言われていますが、最新機種を出さないとしているのは「ASUS」くらいです。
AsusはZenfoneシリーズでより主流のアプローチを試みましたが、Samsung、Google、Appleが支配する激しい競争の激しいAndroid市場で差別化を図るのに苦労しました。言い換えれば、Asusはニッチなハイエンドルートとより主流の手頃な価格のルートを試しましたが、どちらもうまくいきませんでした。
何より同サイトによれば、ASUSが今年最新機種を出さないことは、「ゲーミングスマホ」に対する持続的な戦略がないことを認めているように見えるとしています。
役割を明確にすることが重要。

何より「ゲーミングスマホ」に未来はあるのか?という質問に対して同サイトは以下のようにコメントしています。
ゲーミングフォンは、パフォーマンスの限界を押し広げ、主流ブランドが採用することをためらっているアイデアを試す技術ショーケースとして、依然として理にかなっています。それらは試験場として貴重です。
もはや意味をなさないのは、彼らがあらゆる種類の幅広い魅力を持つ並行するスマートフォンカテゴリとして生き残ることを期待することです。
同サイトが指摘するように厳しい立場であることに違いはないと思います。ただ今後SoCにストレージにRAMなどコスト増加による値上げが行われる中で、「バランス型」の方が厳しくなっていくのかなと思います。
超マイナーアップデートの繰り返しなのにコスト増加の影響で値段だけは上がっていく。なのに分かりやすい特徴もないとなると厳しくなっていくのかなと思っており、「ゲーミングスマホ」などニッチからもしれませんが立ち位置が明確な機種ほどしぶとく生き残るのかなと思います。
逆に手広く全部が中途半端な機種はフラッグシップであっても淘汰されるのかなと思います。