Nothing Phone (3a) Lite 開封。早くも今年コスパ最強では?

先日にNothingは国内でイベントを開催してNothing Phone (3a) Liteを正式発表しました。Nothing Phone (3)シリーズでは廉価版扱いとなっており何より衝撃的だと思うのが価格です。

今回Nothing Phone (3a) Liteをお借りしたので開封レビューをしてみましたと思います。

開封。

まず開封をしていきたいと思いますが本体のカラバリに合わせて化粧箱の色も異なると思います。今回お借りしたのはブラックということもあり化粧箱もブラックでカメラを強調したデザインです。

付属品を確認するとUSB-Cケーブルに説明書にSIMピンとお馴染みの流れなのかなと思います。一方で電源アダプターは同梱されていないので必要だと思う人は別途購入が必要になります。

ただUSB-PD対応の充電器であれば問題はなく最大速度で充電したいなら33W以上の物を選べばいいとシンプルです。

あとはクリアケースが同梱されているのも嬉しいところでスクリーンプロテクターも標準装着です。電源アダプターが必要かどうか次第ですが付属品で最低限が揃うのはかなりありがたいかなと思います。

デザインを確認。

次にデザインを確認していきたいと思いますがNothing Phoneと一目で分かるデザインです。まず本体上部を確認してみるとマイクのみです。

そして本体左側面を確認すると音量ボタンを搭載しています。

次に本体右側面を確認すると電源ボタンに加えエッセンシャルキーもしっかり搭載されています。先日コメントを頂きましたが自分の手の大きさだと物理ボタンの配置はほぼピッタリという感じです。

むしろこれより物理ボタンの搭載位置が上に移動したらむしろ片手操作の際に押しにくくなります。

最後に本体下部を確認するとスピーカーグリルにUSB-CにSIMトレイ兼SDカードスロットです。サイドフレームはプラスチックでマット仕上げかつアンテナスリットもないのでスッキリです。

そして本体背面を確認するとフラット形状かつパンダガラスと呼ばれる強化ガラスを採用しています。また光沢仕上げかつ手持ちがブラックということもあり指紋はちょっと気になるのかなと思います。

ちなみにカラバリはブラックとホワイトに加え楽天限定となるレッドが用意されているのが魅力です。先日の国内発表イベントでレッドの色味に質感とめっちゃ良かったので自分は迷わずレッドを予約しました。

Nothing Phone (3a)と比較。

そしてここからはミドルレンジモデルであるNothing Phone (3a)と比較してみたいと思います。筐体サイズでみればほとんど一緒という感じで実際に持ち比べても違いがほとんど分からないです。

ただ持ち心地がほとんど一緒だからこそNothing Phone (3a) Liteの方が地味に軽く感じます。

そして物理ボタンの配置は一緒ですがNothing Phone (3a) Liteは音量ボタンが一体化しています。

次に本体背面を確認していきたいと思いますがNothing Phone (3a) Liteは上位モデルのNothing Phone (3)に似たデザインとなっておりNothing Phone (3a)とはちょい違います。

NothingらしさはありつつもNothing Phone (3a) Liteはよりシンプルな印象を受けます。またカラバリの違いも影響していると思いますがNothing Phone (3a) Liteの方が光沢感が強めというかシンプルなデザインを採用しているからか指紋がちょっと目立ちやすい印象を受けます。

そしてデザインとして分かりやすく違う部分としてはカメラデザインでNothing Phone (3a)は並列型に加えカメラフレームがありますがNothing Phone (3a) Liteはカメラフレームがないです。

ちなみにカメラバンプ込みで本体の厚みを計測するとNothing Phone (3a) Liteは10.5mmでNothing Phone (3a)は11.5mmと実際に比較してみるとカメラバンプに違いがある感じです。

改めて比較してみると両機種とも低価格帯の機種でありながらも安っぽさは全然感じないです。あとカメラデザインは好みでNothing Phone (3a) Liteの方が内部スペースに対して合理的なデザインなのかなと思います。

他社でみる大型モデルと同程度のサイズ感ですが思っていたより取り回しが悪くないのは魅力です。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイを確認していきたいと思いますが6.7インチにパンチホールデザインの採用しています。

スペックでみれば両機種とも同じでベゼルを比較してみるとNothing Phone (3a) Liteの方が僅かに太いかなとは思いますがターゲット層を考慮すれば全く問題がないのかなと思います。

ちなみにNothing Phone (3)の方が明らかにスリムで細かい部分でしっかり差別化されています。

スペック部分でみればほとんで変わっていないですが気になった部分としてはディスプレイ輝度です。

ディスプレイ輝度を確認。

ピーク輝度などスペックでみれば一緒ですが実際に屋内でみるとNothing Phone (3a)が明るく見えます。ディスプレイ輝度は自動調節にしていますがNothing Phone (3a)は60%前後に対してNothing Phone (3a) Liteは50%前後に調節されるため分かりやすい違いが出ているのかもしれません。

ちなみに海外サイトを参考にするとNothing Phone (3a) Liteは自動調節で1228nitsでNothing Phone (3a)は1273nitsと僅かな差ですがソフトの問題か明確な差があります。

コンテンツの表示を確認。

合わせてYouTubeを再生してみましたが色味の違いはそこまでなく明るさが単純に違います。その結果Nothing Phone (3a)の方が発色よく見えることが多いのかなと思います。

手動で調節すればまた違ってくるかもしれませんがハードよりソフトの差の方がきになる感じです。とはいえ両機種とも自動調節で1000nitsを超えているので価格帯を考えれば十分だと思います。

ちなみにミドルレンジやエントリーモデルは1000nitsを超えているかが一つの壁になります。

そしてバックパネルと同様に両機種ともパンダガラスと呼ばれる強化ガラスを採用しています。コストカットのためかスペック的な部分でみればほとんど一緒なので明確な差はありません。

一方で今回比較した限りではNothing Phone (3a)の方が明るく見えることが多い印象です。とはいえ120Hz表示対応などこの価格帯の機種としては十分なスペックなのかなと思います。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックを確認していくとAndroid15をベースにしたNothing OS3.5を標準搭載しています。またNothing Phone (3a) Liteにも今後Android16をベースにしたNothing OS4.0が配信予定となっています。

ちなみにメジャーアップデートは3年ですがセキュリティアップデートは最大6年と共通です。

国内市場へのローカライズ。

そして国内のローカライズに関しておサイフケータイに加えeSIMの対応は日本だけみたいです。ただdocomoのB21やn79に非対応なのは相変わらずで地方在住のドコモユーザーは要注意です。

グリフインターフェイスを確認。

次にNothing Phoneの特徴といえばグリフインターフェイスですがざっくり言えば背面のライトのことを指します。Nothingによるとスマホを置くときにディスプレイを上にするか背面を上にするかの統計データはないとしていますがスマホから離れたい時は背面を上側にしておくことが多いよねとの発想です。

とはいえ重要な通知を見逃さないようにカスタマイズをすることが出来るのが面白いところです。ちなみにNothing Phone (3a) Liteはグリフライトとなっており背面下部に搭載しています。

エッセンシャルスペースを確認。

そしてAIに関しては最低限ですが個人的に嬉しい部分としてはエッセンシャルキーがあることです。SNSの投稿など何か保存したい物があるときにエッセンシャルキーをタップすれば起動します。

そしてもう一度タップしてあげるとエッセンシャルスペースに保存してくれるので分かりやすいです。

さらにエッセンシャルキーをダブルタップすることでエッセンシャルスペースを開いてくれます。ちなみにNothingのアカウントにログインしていない場合は簡単に言えばスクショと一緒です。

ただログインした状態だとAIを使って翻訳などもしてくれるので利便性はかなり上がります。またOppoのAIマインドスペースがありますがNothingの方が元祖というか先に実装した感じです。

あとはChatGPTが統合されているためスクリーンショットなどを直接送信することも可能です。

容量構成を確認。

そして容量構成を確認するとエントリーモデルなので仕方ないですがRAM8GB/ROM128GBの一択です。ただストレージは128GBとはいえSDカードスロット対応で最大2TBまで拡張することが可能です。

やはりNothingによるとRAMやストレージのコスト増加の影響は大きく国内は為替の影響も重なっているみたいです。一方でSDカードスロットを搭載した場合のユーザーの使用率は今後の戦略ではかなり重要になるかもしれません。

次に発熱の程度とパフォーマンスの持続性を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。

発熱とパフォーマンスの持続性を確認。

Nothing Phone (3a)はよりAIを強化するためにSnapdragon 7s Gen 3を搭載しています。そのこともあるのかベンチマークでみれば20万点近くの差がありますが差を実感出来ないと思います。

ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測したところNothing Phone (3a)は27.4/28.1/28.7度でNothing Phone (3a) Liteは29.0/29.3/29.8度とほとんど変わらない印象です。

またパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testをしてみました。

トップスコアもロースコアもNothing Phone (3a)の方が高い上に安定率はほとんど一緒です。なのでNothing Phone (3a)の方が優れていることになりますが日常の使用であれば問題なし。

何より同価格帯の機種と比較してあまりもたつきを感じないのは魅力の一つなのかなと思います。

バッテリー関連を比較。

バッテリー関連を確認すると5000mAhとなっておりNothing Phone (3a)と比較しても一緒です。ちなみに海外サイトのバッテリーテストを参考にするとNothing Phone (3a)は13時間38分です。

一方でNothing Phone (3a) Liteは15時間7分となっており電池持ちに地味に差があります。ちなみにスコアだけでみればGalaxy S25 Ultraよりも電池持ちが優秀なことになります。

またターゲット層を考慮すればスコア以上に電池持ちがいいと感じる可能性があります。

そしてワイヤレス充電非対応は共通でNothing Phone (3a) Liteは充電開始30分で57%でフル充電に67分ですがNothing Phone (3a)は充電開始30分で61%でフル充電に66分とほぼ同じです。

Nothing Phone (3a)は最大50Wですが充電に要する時間としてはほとんど一緒なのが意外です。

その他を価格。

その他Nothing Phone (3a)はIP64ですがNothing Phone (3a) LiteはIP54と防塵に差があります。そして生体認証はインカメラを利用した顔認証と光学式画面内指紋センサーを搭載しています。

センサーの搭載位置がちょっと低いのは気になるところですが認証速度などに特段不満はないです。

そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしたのでご確認下さい。Nothing Phone (3a) Liteはモノラルスピーカーということもあり音質に音量に地味に差があります。

ステレオスピーカーにするだけでコストがどれだけ違うのか不明ですが頑張ってほしかったところです。

カメラを確認。

最後にカメラですが一番価格に沿った仕様という印象で一応トリプルレンズカメラ構成です。メインカメラは1/1.57インチのGN9で超広角とマクロ用センサーはGalaxyCoreと正直聞き覚えがないがセンサーです。

ちなみにNothingによるとマクロのニーズが高いことからも今回は望遠ではなくマクロを実装したとしています。一方でNothing Phone (3a)に関してはマクロに非対応ですが望遠センサーを搭載しています。

とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはNothing Phone (3a)/Nothing Phone (3a) Liteの順番になっているので予めご了承下さい。

色味に大きな違いを確認することができ、Nothing Phone (3a) Liteの方が現実寄りです。

広角で撮影。

Nothing Phone (3a) Liteはシャドーが強めというかシーンによっては塗り絵みたくなる時もあります。

接写してみましたがNothing Phone (3a) Liteの方が圧倒的に被写体に寄りやすいです。

上記のサンプルだNothing Phone (3a) Liteの方が明るく補正されていますが、今回のサンプルを見る限り一貫性はないです。

ポートレートで撮影。

上記のサンプルだとフォーカス精度は安定している印象を受けます。

同じ1倍でもポートレートだとNothing Phone (3a) の方が僅かに被写体に寄りやすい印象を受けます。

次に2倍で撮影してみました。

2倍だとNothing Phone (3a) の方がフォーカスは安定している印象を受けますが、ちょっと明るく補正しすぎの印象を受けます。ちなみにNothing Phone (3a) Liteは最大2倍ですが、Nothing Phone (3a) は最大4倍まで撮影が可能です。

マクロで撮影。

Nothing Phone (3a) Liteのみマクロモードに対応しています。

マクロに対応している分被写体に寄りやすいですがノイズはちょっと多めの印象を受けます。

望遠で撮影。

まず2倍で撮影してみました。

次に5倍で撮影してみましたが、Nothing Phone (3a) の方が明るくノイズも少ない印象を受けます。

最後にNothing Phone (3a) Liteにとって最大となる10倍で撮影してみましたがノイズに雲泥の差。ちなみにNothing Phone (3a) は最大30倍まで撮影が可能でズームはやはり安定しています。

2倍で撮影。

次に2倍で接写してみました。

Nothing Phone (3a)はちょっと明るく補正しすぎな印象を受けます。

次に倍率は変えず中距離撮影をしてみました。

僅かにNothing Phone (3a)の方がノイズが少ない印象を受けます。

超広角(低照度)で撮影。

次に低照度の環境で手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してきました。

撮影前にレンズ部分は綺麗にしましたがNothing Phone (3a)はフレアが目立ちます。

広角(低照度)で撮影。

Nothing Phone (3a)は無理に明るくしようとした結果白飛びがひどいです。

Nothing Phone (3a) Liteの方が安定した写真を撮れている印象を受けます。

望遠(低照度)で撮影。

最初に2倍で撮影してみました。

次に3倍で撮影してきました。

最後に4倍で撮影してみましたがNothing Phone (3a) Liteの方が安定している印象を受けます。カメラソフトが大きく進化したのか、ハードの弱さは目立つとはいえNothing Phone (3a)と比較すると意外といい勝負になっています。

まとめ。

最後に価格に関してNothing Phone (3a) Liteの直販版は4万2800円で予約特典としてCMF BUDS PRO 2を貰うことが可能でNothing Phone (3a)は5万4800円となっています。

正直この価格でも悪くはないと思いますがNothing Phone (3a) Liteは楽天の価格がヤバいです。

一括価格で3万2890円となっており本体だけの購入も可能なのでめちゃくちゃ魅力的です。さらに回線とセットの場合だと新規もしくは他社から乗り換えで最大1万6000円分のポイント還元があります。

なので回線を含めれば実質1万6000円くらいになっちゃうのでめちゃくちゃ強いかなと思います。エントリーモデルなので妥協しなきゃいけない部分もありますがそれ以上に価格が魅力的です。

むしろ普段ミドルレンジで十分な人はNothing Phone (3a) Liteでも十分かもしれません。

製品貸与: Nothing Japan