Xperiaの特権。他社がスロット復活させればSDカードも高くなるよね

直近の市場調査レポートからも2026年に登場するスマホ「平均売価」は今年と比較して「7%」近く上昇する可能性があるとしています。その理由としてはAI用データセンサーの増設に伴い、大量のRAMやストレージが必要になるからと言われています。

またスマホ自体もAIを強化するためにはより容量の多いRAMが必要になり市場全体で供給不足に陥る可能性が高いと言われています。その結果コストが全体的に増加して本体価格に跳ねかえってくるとしています。

容量構成の大きな見直し。

Samsungは自社でRAMやストレージを製造していますが、それでもモバイル部門は「長期契約」ができず四半期ごとの短期契約は出来なかったとしています。

言ってしまえば自社のモバイル部門を優遇せずとも十分な売り上げと利益を確保できるとの裏返しなのかもしれません。少なくとも来年登場するスマホはコスト増加とコンポーネントの供給不足を出来るだけ回避するために容量構成は大きく見直しが入る可能性があるとしています。

例えば中華系のフラッグシップモデルの多くはRAM16GBに対応していますが、来年は一部のモデルを除いてほとんど採用機種はなくなるとも言われています。

またRAM12GBを採用してきた機種の後継機種は8GBになる可能性があるとの話です。少なくともRAMに関しては容量を減らしつつできるだけ在庫を確保しやすい容量を選ぶしかないです。

一方でストレージに関して中華メーカーの一部はSDカードスロットを復活させる可能性があると予測されています。

SDカードスロットの復活。

RAMに関してはざっくりと言えば代わりがきかないですが、内部ストレージに関してはSDカードスロットを復活させることで、内蔵ストレージの容量を減らすとも言われています。

事前情報では「中華メーカー」が中心の可能性がありますが相性がいいです。例えばiPhone 17シリーズではeSIM専用モデルの販売地域が拡大しており、さらにGoogleもPixel 11シリーズでeSIM専用モデルの販売地域を拡大する可能性があります。

なのでSDカードスロットの復活は時代に逆行しているように感じるかもしれませんが、大陸版でeSIMが初めて解禁されたのが「iPhone Air」で中国で販売することを考えているメーカーほどSIMトレイを廃止しにくい傾向にあると思います。

ただ今後の普及のことを考えると物理SIM+eSIMの構成が増える可能性があり、SDカードスロットはSIMカードとの表裏型にしてしまえば比較的ハードルが低いのかなと思います。

SDカードに影響はないのか。

SDカードスロットが復活すればユーザーが任意で保存容量を拡張することが出来るので汎用性は高くなるのかなと思います。一方でYouTubeでコメントを頂いてふと疑問に思ったのがSDカード自体に影響はないのか?

SDカード自体の需要が高くなれば規模の経済で結果コストが安くなり価格も安くなるとの指摘でしたが、ちょっと調べた感じだとSDカードはNANDフラッシュを使っていることからもストレージ不足の影響を受ける可能性が高いとしています。

また大容量のMicro SDカードは一部市場で長らく欠品が続いており供給不足にすでに直面しているとの指摘もあるので、急激にSDカードの需要が上がることがあれば結果SDカード自体も入手困難かつ高価格化に繋がる可能性があります。

市場のバランス次第。

少なくともSDカードを使いたくてXperiaを使っている人からすれば他に選択肢が増えるのは朗報なのかなと思います。一方で長らくSDカードスロット非対応機種を使ってきたユーザーからすれば、SDカードスロットが復活したからといってSDカードを積極的に使うのかは正直疑問という感じです。

SDカードスロットが復活したとしても、そこまで需要が高まることがなければSDカード自体の価格がバカみたく高くなることはないのかもしれません。一方で需要が集中してしまった場合高価格化する可能性があり、下手したら無理してでも大容量モデルを買った方がいいと思うかもしれません。

現時点でみればフラッグシップでSDカードスロットを搭載しているのはXperiaくらいですが来年の今頃にどうなっているのか気になるところ。最悪の場合だとXperiaユーザーからみればSDカードの価格だけが高くなると被害だけを被る可能性もあるのかなと思います。