直近の情報からも2026年にはAIによるRAMやストレージ不足からコストが大幅に増加すると言われています。なんだかんだどうにかしてくれそうな感じもしますが、中華メーカーですらコスト増加分を吸収出来ない可能性があることに言及しています。
そのためある中華メーカーは、現行モデルをお得なタイミングで購入することが得策であるとしており、後継機種のタイミングで値上げは避けられない可能性が高いのかなと思います。
一方で値上げされるとした場合どの程度値上げされるのか。今回Counter Point Researchが市場調査をもとにより具体的な数字に言及していることが判明しました。
2026年の市場予測。

あくまでも市場予測に過ぎませんが、今回の情報によるとRAMやストレージのコスト増加に伴い本体価格の値上げ。その影響もあり2026年全体での出荷台数は2.1%の減少になる可能性があるとしています。
あくまでも減少率でみると「Honor」が3.4%と厳し目で、AppleとSamsungに関しては2.2%に2.1%の減少となっています。シェアが高いメーカーほど出荷台数の減少が大きくなる感じでで、vivoとOppoに関してはAppleやSamsungと比較すれば半分程度の減少率です。
ただ「中華メーカー」という括りでみると全体で2.6%の減少とメーカーが多いからこそ影響もデカいのかなと思います。
成長予測。

ちょっとデータのみかたが正しいのか不明ですがSamsungにAppleにXiaomiなどは新機種も既存機種も出荷台数が減少するように見えます。ただvivoとOppoに関しては新製品の出荷台数は今年と比較すれば期待出来ないですが、既存機種の出荷台数は今後伸びる感じに。
だからこそ全体で見た時の出荷台数がAppleやSamsungと比較すると半分程度に留まる可能性があるのかなと思います。
どの程度値上げされるのか
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そして実際にどの程度値上げされるのか。特に深刻なのは「エントリーモデル」だとしており、原価コストは2025年年初から20~30%近く増加しているとしています。またミドルレンジモデルとハイエンドモデルに関しても10~15%程度コストが増加していると指摘しています。
さらにメモリの価格は2026年第二四半期までに、さらに40%近く上昇する可能性があると推測しています。結果スマホの原価コストは現時点より8~15%程度高くなる可能性があるとしています。
なので価格帯によって差があるとはいえ市場全体でみた場合平均販売価格は6.9%の上昇になるとしています。ちなみに2025年9月に発表された時は3.9%だったのでここ3ヶ月で3%も上振れしている感じになります。
コストカットの方法。
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事前情報からも一部中華メーカーは大容量のストレージは採用せず、その代わりにSDカードスロットを復活させるとの話もあります。またメーカーごとにコストカットに尽力してくると思いますが、コストカットが無理な場合はスペックを削る可能性があるとしています。
また出荷台数が見込めないとなれば製造コストも上がる可能性があります。なのでエントリーモデルのラインナップを大幅に削減する可能性があると指摘しており、価格上昇幅が比較的に少ないミドルレンジモデルやハイエンドモデルを中心に展開する可能性があるとしています。
一部のモデルでは、カメラモジュールや潜望鏡ソリューション、ディスプレイ、オーディオコンポーネント、そしてもちろんメモリ構成などのコンポーネントのダウングレードが見られます
また古いコンポーネントの再利用や、ラインナップの合理化に加え、さらにProモデルをより魅力的に仕上げることでユーザーのアップグレードを促す戦略をとる可能性があるとも指摘しています。
現状強いのは2社

もちろん値上げを避けれるという意味ではないですが、RAMやストレージの供給不足を乗り切る最適な立場にあるのは、シェアが大きく幅広いラインナップを持ちつつ、ハイエンドモデルの販売が安定しているメーカーだと指摘しています。
このことからもSamsungとAppleはまだマシな立ち位置にある可能性があります。
しかし、市場シェアと利益率を管理する余地があまりない他の人にとっては難しいでしょう。年が進むにつれて、特に中国のOEMでこれが展開されるのを見るでしょう。
ハイエンドモデルの販売がそこまで強くなく、基本「薄利多売」方式をとる中華メーカーにとっては利益コントロールをしにくいことからも厳しい状況になる可能性があるとしています。
あとはメーカーとしては販促にどれだけお金をかけられるか次第なのかなと思います。現状だと端末重視ではなく、ユーザーを増やすことで自社サービスを使ってほしいGoogleの方がある意味上手く立ち回れるのかもしれません。
実際にどうなるのか不明ですが、買い替えを検討している人は値上げが予測されている最新世代ではなく、既存機種の中から目星をつけておいて、あとは安くなったタイミングで購入するのがいいのかもしれません。