Oppoは10月下旬にグローバルイベントを開催して「Oppo Find X9」シリーズを正式発表。個人的にはOppo Find X9 Proの海外版を購入して使っていますが、満足度が非常に高いからこそ国内発表が非常に楽しみでした。
そしていよいよOppo Japanが国内で新製品発表会を開催してOppo Find X9を正式発表したので注目すべき部分をざっくりとまとめたいと思います。
国内展開に本気。

AppleやGoogleにSamsungを見ているとさらっと対応していますが、ここ数年の中華系の動きを見ていると「ローカライズ」は非常に大変みたいです。グローバル版をそのまま展開するのと比較すれば、コストが増加することに加え正式発表にタイムラグが発生しやすい。
逆に10月下旬にOppo Find X9シリーズがグローバル発表された際に、国内で動きがなかったので、これはローカライズに力を入れているのかなと思いました。案の定と言うべきか、Oppo Find X9は「おサイフケータイ」や「マイナンバーカード」にも対応しています。
自分はカメラに拘りがあるので上位モデルである「Oppo Find X9 Pro」の展開に期待していましたが、一般層からすればおサイフケータイが使えない方が致命的で、Oppo Find X9はローカライズが不十分だった前モデルと比較しても、より多くのユーザーにリーチすることが可能だと思います。
キャリアからも取り扱いあり。

そしてローカライズに力を入れた理由の一つとして販売台数を増やすためだと思います。その上で重要になってくるのがキャリアでの取り扱いで、Oppo Find X9は「au」から取り扱い予定となっています。
ちなみに主な販路は以下のようになります。
| 詳細 | |
| MNO | au/ソフトバンクオンラインショップ「SoftBank Free Style」 |
| MVNO |
IIJmio/ QTmobile |
| 量販店 |
エディオン / コジマ / 上新電機 / ソフマップ / ビックカメラ / ヤマダデンキ / ヨドバシカメラ |
| ECサイト |
Amazon / EC カレント / OPPO 公式オンラインショップ /楽天市場 |
SoftBankに関してはキャリアモデルとしての取り扱いというよりは「直販版」を代理販売する形に近いです。また販路ごとに確認して欲しいところですが、カラバリはブラック/グレーの2色展開で、個人的にはレッドがなかったのは残念です。

ちなみにauに関しては発売記念キャンペーンが行われており、auでOppo Find X9を購入すると上記画像の特典が1個ずつもらえる感じです。ただ在庫限りのキャンペーンで実質先着順という感じです。
しっかりと純正アクセサリーを用意してくれるのは嬉しいところです。
注目すべきスペック。

そしてOppo Find X9の気になるスペックを確認していきたいと思いますが、一つ目としては「バッテリー」です。vivoやXiaomiなどはコストカットのためにグローバル展開する際にバッテリー容量を減らす傾向にあります。
その中でOppo Find X9シリーズは販売地域関係なく一律のバッテリー容量となっています。今後どうなるのか何ともとはいえOppo Find X9は国内で購入できる「無印」の中で最もバッテリー容量が多い機種になる可能性があります。
またバッテリー容量が多いことに加え、ここ近年Oppoは最適化に注力している印象を受けます。Oppo Find X8シリーズはかなり安定していた感じで、Oppo Find x9 Proもかなり電池持ちがいいからこそ、Oppo Find X9も期待したくなります。
| 詳細 | |
| 本体サイズ | 157x74x8.0mm |
| 重さ | 203g |
Oppo Find X9は他社の無印と比較すれば決して小さいとは言えませんが、取り回しが若干悪いからこそ抜群の電池持ちに期待したくなります。
AIマインドスペースが便利。

そしてOppo Find X9 Proで愛用している機能の一つとして「AIマインドスペース」があります。今や多くのフラッグシップモデルはかこって検索を使えるため検索自体が容易になりました。
ただあとで確認したいという時にはちょっと不向きで、今まではスクリーンショットで記録して、その画像をかこって検索を使って検索するという流れでしたが、AIマインドスペースは3本指で下からスワイプするか、Snap Keyにショートカットを割り当てておくことで簡単に保存することが出来ます。
音声で日程を伝えてカレンダーに予定を登録したり、音声メモの文字起こしもできます。AI マインドスペースによって、メールで届いた仕事の予定、LINE で届いた学校や保育園からのお知らせ、Instagram で見つけた気になるお店など、様々な情報ソースをひとまとめに整理して管理できます。
ハマるとかなり便利な機能で、国内で発売される機種でもしっかり使えるのが嬉しいところです。ただ「保存」するという行為ですが、AIを融合させることで想定以上に便利になります。
意外と便利?

またOppoの一部機種はO+Connectを使うことでiPhoneやMacとデータ共有が可能です。ただGoogleがPixel 10シリーズ限定とはいえ専用アプリ要らずでQuick Share経由でデータの共有が可能になっため、正直そこまで魅力的ではないのかもしれません。
一方でiPhone側にO+Connectをインストールして設定をすると、iPhoneにあった着信や通知をOppo Find X9で確認することが可能になります。簡単に言えば常にペアリングしている状態で、iPhoneとの2台持ちとかに便利かもしれません。
まとめ。

電池持ちはもちろんカメラに関しても実際に使ってみないとわからないです。なので実機を入手してからしっかり使ってみたいと思います。「12月23日」より発売で、発表から1週間で発売してくれるのは非常に嬉しいところです。