個人的にはXperia 10シリーズを購入するのであれば、型落ちのハイエンドを購入した方が多少高くついたとしても満足度は高いという印象でした。ただXperia 10Ⅶではハイエンドモデルに及ばないものの、まともに使えるミドルレンジが登場したという印象を受けます。
それくらいXperia 10Ⅶは自分の中ではおすすめしやすいXperia 10シリーズになったのかなと思います。ただもちろん自分のようなオタク含めた万人受けするような機種ではないと思います。
ざっくりといえば自分の使い方がより明確になっている人ほど選びやすい機種なのかなと思います。
Xperia 10Ⅶの評価。

今回RedditにおいてXperia 10Ⅶの熱烈なレビューが投稿されていたので、ざっくりと確認していきたいと思います。まず全体的な動作性やカメラに関しては満足度が高いとしており、今回の投稿者が今までPixel 6aを使ってきた上での比較も混ざっている感じです。
面白い意見としては、少なくとも投稿者から見ればフラッグシップのXperiaの価格を正当化出来ないとしています。それくらい満足度が高いんだと思いますが、興味深い部分としては以下のようになります。
私にとっての主な理由の1つは、フロントスピーカーの発火でした。携帯電話でコンテンツを見る場合、私にとっては常に最も理にかなっています。とはいえ、それは少し失望です、というか、違いは私が望んでいたほど大きな利点ではないことに気づきました。
翻訳がちょっとおかしいですが、フロントスピーカーは合理的な機能だと思っていたが、実際に試したところメリットにはあまり感じなかったとの指摘です。これはXperia 10Ⅶがミドルレンジモデルなので仕方ないのかなと思います。
投稿者は価格に合理性がないと評価していますが、ハイエンドのXperiaが搭載しているデュアルフロントスピーカーと比較すれば雲泥の差です。
SDカードスロットの搭載。

一方で来年にはストレージの原価コスト上昇からも、一部メーカーはSDカードスロットを復活させる可能性があると言われています。今でもSDカードスロットを愛用しているユーザーからすれば今後選択肢が増える可能性があるので朗報だと思います。
一方で今や多くの機種は採用していないため、昔はSDカードを使っていたけど、今は使っていないという人もいると思います。その上で今回の投稿者はSDカードスロットに関して以下のように評価しています。
microSDがあればいいのですが、個人的には習慣が変わってしまったので、もうどれくらい使うかわかりません。以前は携帯電話で音楽を聴いていましたが、microSDはローカルにすべてを持つという明らかな利点でした。最近、私は外出しているときにポッドキャストしか聴きませんが、それらは膨大なスペースを取らないか、または終了後に自動削除されます。私は数え切れないほどの写真やビデオを常に撮るタイプではないので、microSDをどれだけ使うかわかりません。
SDカードスロットがないことが当たり前の生活になると、今回の投稿にあるようにスマホの使い方も変わると思います。またXperia 1Ⅶを購入するような層であればまだしも、Xperia 10Ⅶを購入する層が、そこまでゴリゴリに使うのかはちょっと気になるところです。
なので今回の投稿にあるように、今後一部機種でSDカードスロットが復活したとしても、それだけが「魅力」になるのかは何とも言えないです。
使い方をより明確に。

よく価格とスペックだけで「コスパが良い」と言われますが、ユーザーによってスマホに求めることは異なります。そのため全体的に「コスパがいい」と評価されている機種であっても、自分にとってコスパがいいとは限りません。
スマホに拘りがない人や、あまり使わない人ほどエントリーモデルやミドルレンジモデルなど「安い」モデルを選ぶ傾向にありますが、改めて思うのは安いモデルほど機能が制限されるので自分の使い方をより理解している人に向いている感じです。
なので逆にある程度不満なく使いたいとなった時はハイエンドモデルのバランス型を選んでおけば間違いないのかなと思います。分かりやすい例としてはGalaxyやiPhoneの無印あたりが無難な選択肢という感じです。
今回の投稿を見ても自分の使い方をある程度わかっている人ほどXperia 10Ⅶを買った後の満足度が高く、逆に使い方が明確ではなく価格優先で買ったユーザーほどないものねだりをして不満が多いという印象を受けます
今のミドルレンジモデルも8万円前後はするので、実際に買う時は、自分がどのような使い方をするのか。そしてどれくらいの期間を使うのかある程度計画した上で選んだ方が失敗は減るのかなと思います。