すでにGoogle Pixel 11シリーズのコードネームが判明しており、さらに4モデル構成であることも判明しています。またPixel 12シリーズに関してもコードネームはリークしており、Google自身も開発に着手していることは今年の8月時点で認めています。
少なくともリークしているコードネームや周辺の情報からもラインナップ自体は変更がなく、バータイプが3モデルに折畳式機種は変わらずの可能性。一方でGoogleの売り上げを支えているのはやはり廉価版となる「Pixel a」シリーズなのかなと思います。
順当行けば来年の4月頃に正式発表が予測されている「Google Pixel 10a」ですがスペック部分は謎が多いです。ただ著名なリーカーであるEvan Blass氏が今回一部スペックを共有しています。
スペックの一部が判明。
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すでにOnLeaks氏がCADをベースに作成したレンダリング画像を公開していることからも、デザインの全容や本体サイズなどは分かっています。また筐体サイズからもディスプレイサイズもある程度計算ができる感じで、同氏によれば「6.3インチ」としていました。
今回Verizonにおける認証情報?からGoogle Pixel 10aの一部スペックが判明したとしています。その上でディスプレイサイズは6.285インチとなっており、おそらくスペック表記では「6.3インチ」になるとしています。
また表示解像度は「FHD+」で、リフレッシュレートは60/120Hzと表記しています。このことからも現行モデルとおなじくLTPSを採用したディスプレイを搭載している可能性が高いことになります。
直近の情報をみる限り「ディスプレイ輝度」は強化すると予測されており、ディスプレイ上の進化があるとすればディスプレイ輝度とベゼルが僅かにスリム化する程度なのかもしれません。
あとは長らく言われていることもでありますが、Gorilla Glass 3から進化があるのか気になるところです。
基礎スペックに大きな変更点はない。
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また容量構成に関してRAM8GB/ROM128GBでSDカードスロットはなしとしています。一部市場限定になるのか不明ですが、おそらく「256GB」のストレージオプションも用意されている可能性があるのかなと思います。
一方で2026年にはストレージのコストも爆増すると言われている中で、廉価版にストレージオプションを用意するだけの余裕があるのかは疑問です。また128GBであることを考えるとUFS4.0に対応している可能性は低いです。
また個人的に最も気になっていたバッテリー容量ですが「5100mAh」で現行モデルから変わらないです。筐体サイズが僅かに小型化した上でバッテリー容量が減少しなかったのは良かったと捉えるべきなのかユーザー次第かなと思います。
あとは気になる部分としてはPixelsnapに対応しているかどうかで、個人的には値上げをしてでも対応してほしいかなと思っちゃいます。ただiPhone 16eがMagSafeに非対応であることを考えると厳しいのかなとも思っちゃいます。
カメラも変わらず。

そしてカメラに関しては以下のようになります。
| 詳細 | |
| リアカメラ |
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| インカメラ |
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仮に今回の情報通りであれば、広角とインカメラは全く一緒の可能性があります。ただ超広角に関して画素数とF値は一緒ですが画角だけ僅かに異なる感じで、センサー自体が異なるのか、それともとレンズ構成が変化しているのか判断することは出来ません。
もちろんハードも重要だと思いますが、個人的に重要に感じるのは「カメラソフト」なのかなと思います。残念なことに今回の情報では言及していませんが、仮にGoogle Tensor G5を搭載しているのであればGoogle独自ISPに変更されるため撮れる写真が変わると思います。
これはPixel 10シリーズで確認済みの部分で、特に低照度の環境で分かりやすい違いが生まれます。Pixel 10aはカメラセンサーを期待すべき機種ではないからこそ、Google Tensor G5を搭載しているのかGoogle Tensor G4を搭載しているのかでカメラの印象も地味に変わるのかもしれません。
Google AIを大きな価値でお届けする機種。
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また今回同氏がリークした資料において、Google Pixel 10aの製品の説明は以下のように記載されています。
STA5はGoogleが設計した唯一の電話であり、Google Alを大きな価値でお届けします。
ちなみにSTA5はGoogle Pixel 10aのコードネームと言われています。何よりGoogle AIを大きな価値でお届けする機種となっていることからも、Google Tensor G5を搭載して、出来るだけ最新のAI機能に対応してほしいところです。