さて、どうなる?Pixel 10aでこれだけは絶対実現して欲しい4つのこと

少なくともアメリカにおいてGoogleは「キャリア」に入る余地があまりないと言われており、日本と比較すれば真逆の状態です。Googleは国内展開に力を入れたこともあり大手3キャリアが上手く扱ってくれるようになってくれたからこそ国内でシェアを急成長させることに成功したと思います。

もちろんキャリアが扱ってくれるかどうかも重要ですが、結局のところ「安い」モデルがあるかどうかも重要になります。その上でGoogleにとってPixel aシリーズは非常に重要な立ち位置になります。

つまりGoogleにとって来年正式発表が予測されているGoogle Pixel 10aも非常に重要な存在です。

ガラスを採用すべき。

現時点で「Google Pixel 10a」のCADをベースに作成されたレンダリング画像が公開されており、そのデザインは確認することが出来ます。一方でスペック含めた「中身」は分からないことが多く、だからこそどのような進化を遂げるのか期待したいところです。

一方で今回Android AuthorityがGoogle Pixel 10aに期待していることに言及しています。その一つ目としてはバックパネルの材質でガラスを採用するべきと指摘しています。

ちなみに現行モデルは「複合素材のマット背面ガラス」で、フラッグシップのようなシンプルなガラスではありません。Pixel 9aではカメラフレームがなくなったこともあり、カメラフレームを起点にバックパネルが分割されることもなくなった。

だからこそバックパネルはガラスにしてみるべきだと指摘しています。またコストカットも分かるが、ディスプレイにGorilla Glass 3の採用など「ガラス」にコストをかけなさすぎるとの指摘。

物理ボタンは追加すべきではない。

少なくともリークしているレンダリング画像をみる限り心配する必要はありません。またGoogle Pixel 10シリーズでも実装されていないのでより心配する必要はないですが、2つ目として新たな物理ボタンを追加するべきではないとしています。

特に中華系のフラッグシップモデルを中心にショートカットボタンやカメラ用の物理ボタンを追加する傾向にあります。ただGoogleの場合は十分なジェスチャーと再マッピングオプションが用意されていることからも別途追加する必要はないとしています。

少なくともこれ以上物理ボタンを増やすとユーザーの生活をより複雑にするだけだと指摘しています。

基礎スペックの底上げ。

スペックに関しては分からないことが多いですが、Google Pixel 10aでリークしているスペックの一つが「SoC」です。そして3つ目としてGoogle Pixel 10aではGoogle Tensor G4の採用に固執するべきではないとしています。

Pixel aシリーズの魅力の一つとしてはフラッグシップモデルと同じSoCを採用していることです。ただ事前情報通りであればGoogle Tensor G4を継続採用することからもパフォーマンスの向上よりも、Google AIが今まで以上に制限される可能性がある上に、独自ISPにならないため画像処理でも大きな差がつく可能性があります。

そして単純に考えれば評判の悪い5Gモデムをそのまま継続する可能性があります。ベンチマークで見れば気にするような差はないように見えませんが、Googleが拘っている部分でかなり差がつく可能性があるので、多少の値上げはあったとしてもGoogle Tensor G5にアップグレードするべきだとしています。

充電速度の改善。

最後に4つ目として「充電速度」を改善するべきだと指摘しています。Google Pixel 9aでは5100mAhのバッテリーを搭載したにも関わらず有線における充電速度は大して強化されませんでした。

実際に充電速度を強化するとなった時にどの程度のコストがかかるのか不明ですが、同サイトはせめてPixel 9と同じく27W近くまで強化する必要があると指摘しています。ただ仮に27Wに強化したとしてもフル充電に要する時間は2時間弱と決して速くはないと思います。

またGoogleがどうするのか不明ですが、仮にPixelsnapに対応するのであればワイヤレス充電は2倍に強化されることになります。

まとめ

Google Pixel 10aはライトユーザー向けであることを考えると充電速度は何とも言えないです。

充電速度が遅いことで逆にバッテリーに負荷がかかっているのであれば別の話になります。またバックパネルの材質もガラスにすれば重くなる上に耐久性が下がる可能性もあります。

またコストとのバランスを考えるとオタクが求めているような進化はあまり期待出来ないのかもしれません。