化け物。Sony初2億画対応「LYT-901」発表。Xperiaは採用するのか

あくまでも希望にすぎませんが、Xperia 1Ⅶの時点で広角は「3世代」にわたって採用しており、望遠に関しては「4世代」にわたって採用しています。なのでXperia 1Ⅷでは広角か望遠のどちらかは刷新してほしいところです。

とはいえセンサーが刷新されればセンサーのコストが増加することに加え、アルゴリズムの最適化も必要になるためカメラに関するコストが全体的に上昇します。一方でユーザーの心理としてはイメージセンサーを開発しているSonyだからこそXperiaにも良いセンサーを採用してほしいところ

LYT-901を正式発表。

以前よりリークはありましたが、今回Sony製初となる2億画素に対応した「LYT-901」を正式発表しました。事前情報通りであればLYT-990やLYT-910と呼ばれていたセンサーがついに正式発表された形になります。

またセンサーサイズでみれば「1/1.12」インチで2億画素に対応したセンサーとしてみれば業界トップクラスになります。そして特徴を確認すると一つ目としては0.7μmのピクセルピッチを使用していること。

さらにピクセル構造とカラーフィルター設計の進歩により、彩度信号レベルが上昇し、ダイナミックレンジの改善しています。そして2つ目としてはワッドクワッドバイエルコーディング(QQBC)アレイを採用し、16(4×4)の隣接ピクセルが同じ色のフィルターでクラスター化しています。

通常の撮影では、16個のクラスター化されたピクセルの信号が単一のピクセル単位として処理されるため、夜間や薄暗い屋内撮影条件でもカメラは高感度を維持できる一方でズーム撮影中、レモザイクとして知られる配列変換処理の形式は、クラスター化されたピクセルを通常のピクセル配列に戻して、高解像度イメージングを提供するとしています。

AIによるズーム画質の改善。

またSonyによるとQQBCアレイ用の新しいAI学習ベースのレモモザイクを開発した上でセンサー内に直接統合したとしています。そしてこの新技術により、一般的に再現が困難な高周波コンポーネント信号の処理が可能になり、細かいパターンや文字などの細部の優れた再現性を提供するとしています。

さらにAI学習ベースのレモザイクをセンサーに直接組み込むことで4K解像度で最大4倍ズームで撮影すると、高速処理と最大30fpsの高品質ビデオキャプチャが可能になるとしています。

主な仕様
モデル名

リティア901

画像サイズ

1/1.12タイプ(対角14.287 mm)

有効なピクセル

約200メガピクセル

ユニットセルサイズ

0.7μm×0.7μm(H×V)

カラーフィルター

クワッドクワッドバイエルコーディング

最大フレームレート(全ピクセルAF) 200メートル(4:3)

10 fps(フルRAW)

50メートル(4:3)

30 fps(2×2ビン)

12.5M(4:3)

60 fps(2×2ビンクロップ、AD12分割HDR / 4×4ビン、
DCG-HDRまたはLBMF)

8K4K(16:9)

30 fps(2×2ビン)

4K2K(16:9)

120 fps(4×4ビン)

電源 アナログ

2.8v/1.8v

デジタル

0.82v

インターフェース

1.8 vまたは1.2 v

出力インターフェース

MIPI® C-PHY 2/3トリオ、最大。6.0 Gsps/トリオ
MIPI D-PHY 2/4レーン、最大。2.5 Gbps/レーン

少なくとも事前情報通りであれば、vivo X300 UltraやOppo Find X9 Ultraが採用すると予測されています。

Xperiaは採用しないのか?

そしてユーザーとしてはXperiaが今回発表された「LYT-901」を採用するかどうかだと思います。おそらくコストの問題を考えると採用する可能性はかなり低いのかなとは思いますが、2層トランジスタ技術を採用したIMX888についてモバイル部門がどう考えているか次第なのかなと思います。

中華系のように1インチのセンサーを搭載しない理由の一つとして、一定の条件化ではフルサイズ相当の描写力を実現しているIMX888を搭載していることからも必要ないとしています。

また自分は完全に勘違いしていましたが、SonyがLYTIAブランドに刷新した際に、全てのセンサーが2層トランジスタ技術を採用するかと思っていましたがIMX888以降選択肢は全く増えていないです。

表面的に見れば2層トランジスタ技術を採用したセンサーは今後増えない可能性があり、そうなればSonyもXperiaで採用する可能性はちょっと出てくるのかなとは思います。

デザイン変更が必要に。

Xperia 1Ⅶが採用しているIMX888は1/1.35インチなので、仮にLYT-901を採用するとなった場合により多くの内部スペースが必要になります。そうなるとカメラデザイン含めて見直す必要があります。

もちろんセンサーサイズが大きければ発熱もしやすくなるので発熱対策もより必要になります。ただ今のXperiaにそこまでの余力があるのかは不明で、個人的には過度の期待はしない方がいいと思います。

SamsungにしろSonyにしろ部門が違うにしても、自社製品で採用するより他社に供給することで利益を上げている印象です。少なくともイメージセンサー部門がモバイル部門を優遇してくれない限りXperia 1Ⅷで採用するのは厳しいのかなと思っちゃいます。