開発が最終段階。ただiPhone Foldの画期的な技術に40万円に価値はない

事前情報からもAppleは2026年に折畳式機種を発表すると予測されています。詳細は不明ですが2019年頃からAppleは折畳式機種に興味を持っていたとも言われており、仮にこの情報通りであれば7年越しで製品化することになります。

何よりAppleはブランドを意識しており、Appleのブランドを大きく支えているのは「品質」だと思います。そして折畳式機種を出すまでにここまでの時間がかかった理由としては「品質」だとされています。

Appleの求める品質を実現。

現時点だと正式名称の情報さらなく、無難なのは「iPhone Fold」や「iPhone 18 Fold」あたりですが、一部では「iPhone Ultra」なんて呼ばれていたりもします。今回の記事ではiPhone Foldに統一しますが、Appleが折畳式機種に求めたことは大きく2つあると言われています。

一つ目としては本体の耐久性で、Appleの耐久テストはかなり厳しいとの話もあります。だからこそ社内テストを合格することが難しく、最初は基準が下がるiPad miniの折畳式版を優先して開発していたとも言われています。

少なくともAppleが製品化に向けて動いているということは基準を満たした可能性があり、それこそiPhone Airのサイドフレームにチタンを採用したのはiPhone Foldでの採用に向けての市場テストの側面があるのかなと思います。

ディスプレイの折目。

そして2つ目としてはメインディスプレイの折目だと言われています。現時点で販売されている折畳式機種は機種に差があれど「折目」はどうしてもあります。実際に使ってきた感じだとOppoの機種は比較的に目立ちにくくSamsungの機種は目立ちやすい印象を受けます。

本体を折り畳んだ時にディスプレイは内部で折り曲がることからも、どうしても負荷がかかります。ただ今回韓国からの情報によるとiPhone Foldは当初の予定通りEVTの段階に移行したとしています。

そして画期的な技術としてはディスプレイの折目が全くないとしています。ディスプレイはSamsung製になると言われており、仮にディスプレイだけで解決出来るのであればSamsungがGalaxy Zシリーズで改善しているはず。

そうなると新たに採用される「ヒンジ」がキーになっている可能性があり、一部情報ではレーザーを使って製造することでディスプレイにより負荷がかかりにくい内部構造になっているとも言われています。

「折目がない」という付加価値。

Appleがなぜディスプレイの折目についてここまで拘りを持っているのか現時点で不明です。単純に美学の問題なのか、それともApple Pencilに対応させるために折目を最小限に抑えることが目的なのかも不明です。

少なくともApple Pencileの仕様をiPhone Fold用にカスタマイズするのであれば、歴代Galaxy Z Foldのようにデジタイザーも不要なのかなと思います。またSamsung製のディスプレイを採用しているのであればUTGもしくはUFGを採用している可能性があります。

少なくともiPadのように雑に描いても大丈夫ということにはならないと思いますが、スタイラスペンが最低限使える形にはなるのかもしれません。とはいえただ単に美学のために拘っているだけでApple Pencilに非対応の可能性も十分にありえます。

折目なしにどこまで投資を出来るのか?

リークしているスペックをみる限りiPhone Foldは中華系に地味に遅れをとっている感じです。一方で直近の情報によるとアナリストの予測からiPhone Foldの価格は$2399前後になると予測されており、今の為替+税込で計算すればベースモデルが約40万円という価格設定になる可能性があります。

少なくともGalaxyやPixelと比較して価格が高いことに驚きはないですが、仮に「折目のないディスプレイ」を実現するために、ここまで高くなっているのであればどこまでのユーザーが許容できるのか気になるところです。

よくディスプレイの折目が気になると言われますが、これは「折畳式機種を使ったことがない人」の意見がほとんどです。実際にディスプレイを斜めから見れば折目は目立ちますが、実際に使う時は正面からであることに加え、ディスプレイがオンになっていればより目立ちにくくなります。

なので実際に使っている人からすれば、そこまで気にならないとの声が多い中で、折目のないディスプレイを実現するために本体価格がかなり高いのであれば、折目があってももっと安くしてほしいと思うユーザーが地味に多くなるのかなと思います。