国内発売時期も判明？Galaxy S26シリーズの開発がグタグタになりすぎた件

国内でも堅調なシェアを維持している印象を受けるSamsungですが、ほぼ「5%」前後のシェアに落ち着いている理由としては、フラグシップモデルの売れ行きが好調でもミドルレンジモデル/エントリーモデルのラインナップが弱いことが影響していると思います。

実際の売り上げ構成比は不明ですがフラッグシップの売り上げが好調でシェアを維持しているのではあれば今後大きく崩れる可能性は低いのかなと思います。一方で直近の情報をみると来年に登場するGalaxy S26シリーズはコロナの時と比較してもグタグタになっている印象を受けます。

ラインナップの突如変更。

Samsungにとって本家本元である「韓国」においてもSamsung離れが深刻だとしています。現状だとGalaxyが高いシェアを誇りますが、若年層になるとAppleが圧倒的なシェアを誇ると言われており、この傾向は日本やアメリカでも一緒です。

少なくとも今は大丈夫だとしても、今後がやばいからこそSamsungはApple製品を強く意識していると言われています。ちなみにGalaxy Watch UltraやGalaxy Buds 3 ProはApple製品のデザインに寄せすぎたことからも、普段温厚なSamsungのトップですらブチギレたとも言われているくらい、意識しすぎた結果パクリがひどい状態になっています。

そして来年登場が予測されているGalaxy S26シリーズもAppleに散々振り回されている可能性があります。

Galaxy Sシリーズの中でも圧倒的な売り上げを誇る「Ultra」モデルはぶれていないですが、Appleに小型Proモデルに対抗するためか無印の命名規則を変更しようとの計画があったみたいですが結局は変更にならず。

また薄型特化機種であるGalaxy S26 Edgeは急遽キャンセルされた上で開発が中止になっていた「Galaxy S26 Plus」の開発が再開したと言われています。

発表時期の延期。

結局のところラインナップが変更されたことで開発に遅れが発生していると言われています。その結果発表時期にも影響が出ると言われており、直近の情報通りであれば来年の2月下旬との話です。

おそらく開発の遅れなど関係ない上に最も売れる可能性があるGalaxy S26 Ultraは年内には大量生産が開始するとの話です。一方で正式発表時期はリーク通りであればの話になりますが例年と比較すると1ヶ月近く遅くなることになります。

従来通りであれば日本は第二次販売地域で、第一次販売地域と比較すると1週間遅れで販売することが多いです。そしてSamsungは正式発表から約2週間後に第一次販売地域で販売することが多いので、仮に正式発表日がリーク通りであれば発売日は大体予測することが可能になります。

Galaxy S26 Edgeの存在。

何より今回のグタグタに繋がった理由としては「Galaxy S26 Edge」の開発をキャンセルしたことだと思います。事前情報であれば売れ行きの悪い「Plus」モデルを廃止して「Edge」モデルを新たに追加しようと計画していた。

ただGalaxy S25 Edgeの売れ行きが芳しくないことに加え、ライバルであるiPhone Airの市場の反応が悪いことからもSamsungは薄型機種に需要がないと判断して急遽ラインナップを変更した可能性が高いと言われています。

結局Appleを意識して振り回されているようにも見えます。デザインまでリークしていたことを考えると開発を進めていたことに違いはないと思います。ちなみに中華系もiPhone Airの販売不調から来年の上半期に発表予定だった薄型特化モデルの開発はキャンセルされたと言われています。

Apple離れができればもっと売れると思う。

SamsungはGoogleとAIを共同開発していることからもAI分野に関しては圧倒的な差別化に繋がっています。何より良いものを作る技術があるからこそ、Appleを意識しなくなった時にもっと飛躍するのかなと思います。

シェアでみれば世界トップはSamsungですが、「パクリ」は結局オリジナルを超えることが難しいです。だからこそSamsungにはAppleをあまり強く意識しないで欲しいところで、GalaxyをiPhoneに似せたからといってGalaxyが売れるわけでもないです。

それこそ似ているならiPhoneでいいやってなる可能性の方が高いです。