いつの話をしているの?最新Xperiaではすでに改善されている3つのこと

すでに販売台数は底をうったとも言われており、逆に言えば今後Sonyが出す新型Xperia次第では売上が徐々に回復していく可能性もあります。ちなみに海外の調査会社の統計からもXperia 5シリーズから最新機種が出なくても出荷台数だと1割程度のマイナスなのであまり売れていなかったのかなと思います。

何より今年でアスペクト比の変更も完了したことで今までのXperiaのイメージと地味に変わったのかなと思います。とはいえ最新世代ではほぼ改善されているのにいまだに悪いイメージが残っている部分もあります。

発熱と挙動。

近年でみると特にフラッグシップAndroidにとって暗黒期だったのは2021年頃だったのかなと思います。Samsungの製造品質の問題もあったと言われていますがSnapdragon 8 Gen 1やSnapdragon888を搭載している機種は発熱に悩まされていた印象を受けます。

逆にこの暗黒期があったからこそスマホ向けの発熱対策技術が一気に進化したとも言えますが、何より発熱対策はメーカーによって異なりました。Sonyでみると発熱の原因となる「消費電力」を抑制するためのチューニングを採用。

ただチューニングが不十分だったのか、発熱すると消費電力が多いリフレッシュレートなどから制限をかけるため挙動が不安定に。さらにXperia 5シリーズは筐体サイズが小さい分排熱効率が悪いため強めのスロットルダウンを採用していた印象を受けます。

そのため発熱すると挙動が非常に不安定になりがちで、ハード面での発熱対策がグラファイトシートだったのも問題の一つだったのかもしれません。最もひどかったのは「Ⅳ」の世代ですが、翌年に登場した「Ⅴ」ではチューニングが最適化されたことでかなり改善しています。

日本メーカーらしい配慮。

また歴代Xperiaの問題点の一つとして発熱が原因で長時間撮影が出来ないことです。「Xperia 1Ⅴ」からはカメラ撮影時の消費電力を前モデル対比で20%以上削減したことからも長時間撮影が可能となっています。

なので最新世代でみればよほどひどい環境ではない限り4K/60fpsでも1時間くらい撮れるので以前のような強制終了ということはないです。一方で発熱によってカメラが強制終了する理由としては「本体の発熱によってユーザーの怪我を防ぐこと」と「本体内部への負荷を下げて故障するリスクを下げる」ことの2つだと思います。

ネットでみるとどんなに発熱しようが長時間撮れることが絶対正義という感じになっていますが、Sonyが配慮してくれた結果なのかなと思います。現に「本体の発熱によってユーザーの怪我を防ぐこと」は撮影持続モードを使うことでより長時間の撮影が可能となっています。

アップデートサポート

そしてもう一つXperiaの負のイメージとなっているのがアップデートサポート期間の短さです。

Xperia 10 Xperia 1
2回/2年 2回/3年
2回/4年 3回/4年
4回/6年

歴代Xperiaはアップデートサポートが短いこともありましたが、そもそも最新機種が発表された際にアップデートサポート期間がいつまでなのか明言していませんでした。

そのためサポート期間が分かりにくく、さらに短いことからもサポートがきれても使い続けているユーザーが増えた原因にもなっているのかなと思います。一方でここ数年でみると一気に強化しており多くのユーザーのニーズを満たすことが出来ると思います。

ちなみに国内市場でみると一般ユーザーの買い替えサイクルは4.5年と言われているので、メジャーアップデートを5回にすれば十分という感じで、セキュリティアップデートは6年以上に伸ばす必要がないのかなと思います。

電池持ち。

そして最後に電池持ちですがXperia 1ⅥをみるとSoCに対してハイパフォーマンスを優先するのではなく、最適化を優先することで必要十分な動作性を担保しつつ消費電力を抑制しているので、発熱を抑制しつつ電池持ちの改善に繋がっています。

Xperia 1シリーズで見れば4Kが廃止になったのも大きな要因かもしれませんが、数年前のXperia 1シリーズと比較にならないくらい電池持ちは良くなっています。特にXperia 1Ⅵに関しては気持ち悪いくらい電池持ちが良かったです。

過去のイメージって変えるのがすごく大変な印象で、Xperiaの場合は同じ問題を長年改善しきれなかったからこそ払拭するのが大変です。ただ最新世代でみればだいぶ使いやすくなっており、Sonyらしさを感じつつも昔ほど癖があるわけではありません。

まだ気が早いと思いますが来年の新型ではどのように強化してくるのか非常にきになるところです。