目処は3年前後で発生?Xperiaの縦線問題の原因と対処方法

2023年までXperiaは割と致命的な不具合を抱えていることが多く、正直な話ビルド品質が高いという状況ではありませんでした。一方で何があったのか不明ですが2023年モデルからはだいぶ安定した印象を受けます。

とはいえ既存機種を使っているユーザーからすれば死活問題であることに違いはありません。一方でYouTubeなどを見るとディスプレイの縦線問題の報告事例が増えてきた印象を受けます。

ではディスプレイの縦線問題はなぜ起きるのか。

Xperia 5シリーズを中心に発生。

少なくとも2019年に登場した現行シリーズからSamsung製のディスプレイを採用していると言われています。一方で不思議な部分としてはXperia 1シリーズにはディスプレイの縦線問題が発生せずXperia 5シリーズのみに発生することです。

またXperia 5シリーズといっても初代Xperia 5からXperia 5Ⅳまでは発生報告があり、Xperia 5Ⅴからはほとんど報告事例がありません。だからこそ一般ユーザーからすればなぜXperia 5シリーズだけ発生するのかと疑問に感じるかもしれません。

縦線問題の原因は?

一方でSonyがディスプレイの縦線問題の原因に言及していないことからも正確な原因は分かっていません。なので推測に過ぎないですが一つ目としてはディスプレイの品質自体に問題があるとの話。

ディスプレイの製造に問題がある。もしくは製造工程に問題があるとの指摘もあり、分かりやすくいえばSamsung製のディスプレイに問題があるとの指摘です。ちなみに同じくSamsung製のディスプレイを採用していると言われている歴代Galaxy SシリーズやPixel 8シリーズは縦線問題が発生したことからも無料交換プログラムを提供していたこともあるくらいです。

少なくともGoogleが交換プログラムを提供したことを考えると「ハード」に問題があったと考えるべきかなと思います。ただ注意すべき点としては、おそらくですが「安い」Samsung製のディスプレイが問題を抱えている可能性があることです。

経年劣化による損傷。

次に2つ目の理由としては本体の発熱によりディスプレイドライバーが故障したとの指摘です。SamsungでみればGalaxy S21シリーズにGoogleでみればPixel 8シリーズなど発熱に問題を抱えていた機種であることに違いはありません。

また同じくコストが安いSamsung製のディスプレイを採用している可能性があるXperia 10シリーズに関しては、そもそもパフォーマンスが低いことからも発熱自体がしにくいです。

一方で歴代でみるとむしろXperia 5シリーズより発熱しやすい印象があるXperia 1シリーズに関しては単純にコストが高いディスプレイを採用していた違いなだけの可能性もありますが、筐体サイズが大きい分放熱効率が優秀で内部に負荷がかかりにくかった可能性もあります。

歴代Xperia 5シリーズをみるときつめのスロットルダウンをすることで発熱自体を抑制しようとしていたように見えますが、放熱効率が決して優秀ではなかったと思うので、その結果ディスプレイドライバーが故障しやすかった可能性があるとも言われています。

また発熱によると内部ダメージは蓄積されていく可能性があるので、数年間問題なく使えても限界を超えて縦線が入ってしまうパターンもあるのかもしれません。

対処方法。

ちなみにSonyによるとディスプレイの縦線問題が発生した場合、まず最初に試すこととしてはアップデート。もくしは初期化になります。ただ多くの個体は初期化をしても改善しないことからも「ソフト」ではなく「ハード」が原因である可能性が高いです。

なので結局は「修理」をしてもらうのが一番分かりやすい選択肢になると思います。ちなみに以前YouTubeで頂いたコメントだと、最近はXperia 5Ⅲの縦線問題に関する相談が増えているとの話です。

すでに販売を開始してから3年以上経過しており、おそらく経年劣化で発生している可能性があります。一方でキャリアとしても修理用のコンポーネントの在庫があれば修理対応になるとおもいますが、いずれ在庫がなくなれば交換対応になると思います。

少なくともディスプレイの縦線問題を抱えていたXperia 5Ⅳまではアップデートサポート期間が終了しているため、縦線問題が万が一発生してしまった場合は機種を買い替えるのが一番分かりやすい選択肢なのかなと思います。